6月の父の日は「実家に帰って親孝行」「パートナーにちょっとした手料理を」などと考えている方も多いのではないでしょうか。日頃の感謝を込めた手料理なら、きっと殿方も喜ぶはず。父の日に関するインターネット調査によれば、1位「お酒」、2位「手紙」、3位に「手づくりのものが欲しい」という結果が出るなど、「モノより一緒に過ごす時間」を求めているお父様が多い様子。
そこで、日々頑張っているお父様の健康を気遣いつつも食べ応えのある鶏肉を使ったレシピを、フードクリエイター・RYO UNOさんに教わります。
「パン粉焼き」といったらよく香草パン粉焼きなどの料理を目にすることも多いかとは思いますが、今回は「連載シャンパンごはん」のイタリアンテイストにちょっとひと工夫。お父さんのごはんの味方、柚子胡椒を使います。
そういえば冷蔵庫に余った柚子胡椒の瓶が1本眠っている、というご家庭も多いのではないでしょうか。この機会にぜひ活用してみてください。柚子胡椒とニンニク、レモンの香りが食欲を誘い、お酒も進みますよ。
【材料】(3人分)
鶏もも肉 750g
パン粉 30g
粉チーズ 5g
ニンニク 6g
イタリアンパセリ 2枝
柚子胡椒 10g
レモン 1個
【つくり方】
(1)鶏もも肉を適当な大きさに切り分けて、厚さが一定になるように開いて、分量外の塩胡椒、おろしニンニク(大2片程度)でしっかり下味をつけて30分程度おく。
(2)ボウルに細かくしたパン粉、粉チーズ、おろしニンニク、刻んだイタリアンパセリ、柚子胡椒を入れて均一になるように混ぜ合わせる。
(3)フライパンに少量のオリーブオイルをひいて、鶏もも肉の皮目を下にして弱火で5分程度焼く。この際、ヘラなどで強く押さえつけて、出てきた余分な油は取り除く。
(4)皮目がパリッと焼けたら裏返して1分程度焼く。
(5)焼きあがったら、皮目を上にして、(2)で作った柚子胡椒パン粉をふりかけて、200℃に予熱したオーブンで5分程度、綺麗な焼き色がつくまで焼く。
(6)皿に盛りつけたら、最後にレモンの皮をおろしてふりかける。
柚子胡椒の分量は比較的優しい香りと辛味になるようにしてあります。辛いもの好きのお父さんには柚子胡椒の分量を増やすなど調整してみてくださいね。
- TEXT :
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- クレジット :
- 構成/渋谷香菜子