ワンランク上のシンプルスタイル。シルエットが命!のブランド「ザ・リラクス(THE RERACS)」とは?

デザイナーの倉橋直実さんと、ディレクターの倉橋直行さんが手がけるザ・リラクス(THE RERACS)は、「着る人のシルエットを美しく見せる」ための服作りにこだわり続けているブランドです。

上質なマテリアルの開発や、スタンダードでありながらも既成概念にとらわれないパターンと縫製を徹底することで、新しい時代の「定番」を追求しています。

2019年秋冬シーズンは「ニュー・モダン・クラシック」をテーマに掲げ、ブランド初のランウェイ形式でコレクションを発表。会場には多くのメディアやファッション関係者が集まり、高い関心を寄せていました。

今回ご紹介するのは、人気を二分しているという、チェスターコートとモッズコート。「シックなムードのファッションが好きだけれど、どこかに少しひねりをきかせたい」という願いを叶えてくれる、大人のデイリーウエアにおすすめのアイテムです。

すっきりとクリーンなラインのコートがもたらす、上質な佇まい

■1:細部への工夫が美しい立ち姿を実現する、チェスターコート

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コート¥86,000(税抜)

オリジナルで開発した「SUPER140」の梳毛がベースのメルトンウールが、上品な光沢感としなやかな着心地を導きます。わずかなゆとりと丸みをもたせたショルダーと、あえて絞り込まないウエストのライン、やさしい曲線を描くアームホールが、硬くなりすぎない現代的なシルエットを生み出しています。

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ブランドが開発した中でも最高峰の品質を誇る生地を使用。背面には深いスリットが入っていて、ボタンを外すとAライン風にスタイルチェンジ

■2:スリーシーズン着用できる、進化形モッズコート 

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コート¥86,000(税抜)

本格的なM65のデザインをブラッシュアップしたモッズコート。高密度で織り上げたナイロンとポリエステルに微細な起毛加工を施すことで、心地よい肌触りやカジュアルになりすぎないムードを追求しています。また、ドロップショルダーからまっすぐに落ちるようデザインされた袖がスマートさを強調するカギに。取り外し可能なライナーが付いているので、スリーシーズン着用できるのも魅力です。

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ほんの少し傾斜があることで引きやすいファスナートップも、オリジナルの設計。表地はメリノウール、裏地には発熱性機能素材のシンサレートを使用したボアライナーは、単独でも着用できるラグジュアリーな仕上がり

今回は、ザ・リラクスの2大人気コートをご紹介しました。トラディショナルだけれど新しさも感じさせる「ニューノーマル」なトレンドスタイルにもリンクするデザインを、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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EDIT&WRITING :
谷 花生