エア・カナダの機内食を手掛けるのは、トップシェフのアントニオ・パーク氏

2019年8月から、エア・カナダの機内食ではアジア、南米路線で就航地にちなんだ特別メニューを展開しています。

料理を手掛けるのは、数々の受賞歴を誇る韓国系カナダ人トップシェフのアントニオ・パーク氏です。

日本、ニューヨーク、トロントで料理を学び、2012年にモントリオールでレストラン「PARK」第1号店をオープンさせたパーク氏。「PARK」は「世界のレストラン50」に選ばれているほか、「カナダのベストレストラン100」にもランクインしています。

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パークシェフの創作料理

アルゼンチン生まれのカナダ人で、両親は韓国人ということで、パーク氏は多くのバックグラウンドを持っているシェフです。

「日本のカルチャーをリスペクトしている」という言葉に現れているとおり、日本をとても愛しており、「誰にも負けない日本料理」をつくってきたシェフでもあります。カナダでは手に入れるのが難しかったという日本の食材もわざわざ取り寄せ、自身のレストランでも木の芽や大葉などを使った料理をつくっていました。

そんなパーク氏が手掛けるエア・カナダの機内食の一部をご紹介します。

空の旅で楽しむ斬新なメニュー

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ビジネスクラスで提供されるパークシェフによる機内食の一例

 提供される機内食は季節によって異なりますが、地元産の食材を活かしたさまざまな創作料理が展開されています。

たとえば、カナダ風ちらし寿司では、カナダ産スモークサーモンに海老、パークシェフ特製スパイス風味のブリティッシュコロンビア産ビンナガマグロといった素材を使い、和とカナダをコラボしたパークシェフならではのメニューとなっています。

小鉢にはグリーンパパイヤ、にんじん、大根、マンゴー、パクチー、和風梅ドレッシング、シャロット、揚げさつまいも、ローストしたピスタチオ、アーモンド、くるみと味も食感もさまざま。異国情緒を感じさせる組み合わせになっています。

パークシェフの料理は、エコノミークラス、プレミアムエコノミークラスでも味わえます。

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エコノミークラスで提供されるパークシェフによる機内食の一例
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プレミアムエコノミークラスで提供されるパークシェフによる機内食の一例

国際線ビジネスクラスにおける、世界的にも有名なソムリエ、ヴェロニク・リヴェ氏が厳選したワインとのペアリングも楽しむことができるのも大きなポイントです。

カナダ発の羽田-トロント線、成田-バンクーバー線、成田-モントリオール線のほか、2020年春までにはカナダ発の北東アジア路線、南米路線において機内食を楽しむことができます。


2013年から2018年の5年間で国際線路線座席供給率が82%アップしており、北米No.1の航空会社にも選ばれているエア・カナダ。そんなエア・カナダの空の旅で提供されるスペシャルなメニューを、高度3万フィートの上空で味わってみてはいがでしょうか。

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この記事の執筆者
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WRITING :
ふくだりょうこ