寒い冬を迎え、ボリュームニットやコートなどボリューミーなコーディネートが増える季節に。そうなると、悩ましいのが髪型。首周りがもたついたり、全身のボリューム感のバランスが難しくなったり…。髪型で、スタイルアップを目指したくなるタイミングではないでしょうか。
今回は、2019年11月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。
それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からどうぞ!
40代に人気の髪型ランキング、ベスト5はこちら!【2019秋冬】
【第5位】大人のボブは艶が命!簡単3ステップで艶が綺麗に出る「ミディアムボブ」
ボブの命といえばツヤ感。とは言え、ツヤを出すためにストレートアイロンをあてると、髪はピンとのびるけれど全体的にペタ~ッとしたスタイルになりそう。
「乾かし方次第でボリュームを出しながらツヤも出せます」と、不安を一掃してくれるのがSUNVALLEY店長の忠本功さん。「頭頂部は、根元を立たせながらドライヤーをあてるだけで、ボリュームもツヤも叶います。髪の中間から毛先はストレートアイロンを通せば、毛先に動きを出しながらツヤを出せます」(忠本さん)
【第4位】トップのボリューム不足と白髪を上手くごまかす「ショートボブ」
実年齢よりも老け印象に見られる要因のひとつがペタッとした頭頂部。ボリューム不足をカバーするには、いろいろな方法があるよう。kakimoto arms 新宿店のスタイリスト、中島健之さんは「直径32㎜の太めのカーラー3本で頭頂部の根元を立たせるように巻くと自然な立ち上がりが作れます」とアドバイス。
さらにカラーリストの赤松初美さんは「カットの動きが映えるようにハイライトを入れると、さらに立体的に見えます」とか。
【第3位】面長顔がシャープな小顔に激変!菱形シルエットのショートヘア
「面長顔を目立たせないためには、サイドにボリュームを持たせて、全体のシルエットを『菱形』につくることが大切です」と話すのは、RamieGINZA代表の加藤貴大さん。菱形シルエットにカットするだけでなく、カラーにもこだわりがあると言います。
「カラーは、赤身の強くないベージュ寄りのブラウン。肌の透明感を引きたててくれるだけでなく、輪郭がシャープに見える効果もあります。上品な印象にもなれる、とっておきのカラーです」(加藤さん)
面長顔が小顔に見えるだけでなく、上品さも手に入る『菱形ショート』。
【第2位】長め前髪で骨格矯正!ベース型が理想の卵型になる「ニュアンスボブ」
GARDEN omotesandoのマネージャー・高橋俊友さんによると、ベース型がボブスタイルにチャレンジする時に気をつけるポイントが2つあると言います。ひとつは「輪郭の角をなじませる」こと、もうひとつが「前髪を長めに設定する」ことです。
「輪郭の角を目立たせないためには、毛先の角度を顎ラインに沿うようにカットすることが大切。顎ラインの延長線上に毛先のラインを合わせることで、輪郭の角がなじみ、ベース型を卵型に見せることができるんです」(高橋さん)
前髪を長めに設定する理由は?
「前髪をつくると、髪のフレームがホームベースになってしまいます。長めに設定する方がオススメですが、短い方は斜めに流すなど、直線的にならないように注意して」(高橋さん)
【第1位】「前髪」と「艶感」で若返る!40代後半からのお手本ボブ
40代後半からのボブスタイルについて、「パツンと切ると古臭く見える」「抜け感がなく、のっぺりとした印象になる」といった悩みを抱えている方も多いのでは?とくに面長顔さんは、より顔が縦長に見えるという意見も。
今回これらの悩みを解決してくれるのは、表参道にある美容院、Un ami omotesando 店長の増永剛大さん。
「40代後半になると、ボブスタイルも菱形シルエットを意識することが大切。サイドにふんわりとした空気感とボリュームゾーンをつくると、のっぺりとした印象になりにくくなります」(増永さん)
全体のシルエットだけでなく、毛先の動きもポイントなのだそう。「顎ラインがスッキリ見え過ぎると貧相な印象になってしまうので、毛先はパツンと切り揃えるよりも動きを出すのが正解。毛先がラフに動くことで、今っぽさと、垢抜け感を演出できます」(増永さん)
色味は肌に透明感を与えてくれるベージュ系をセレクト。くすみのない晴れやかな表情へと導いてくれると言います。
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いかがでしたでしょうか?艶のある前髪ありのボブ、骨格矯正ができるニュアンスボブ、面長が小顔になれるショートヘアなど、40代女性をより美しく見せる髪型がランクイン。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部