今季は、名品美容液のリニューアルをはじめ、新作「エイジングケア美容液」が目白押し。賢者曰く「化粧品の科学技術は超スピーディに進化しているのだから、なるべく最新のものを選ぶのが賢い選択」。
どのメーカーもブランドの威信をかけ、ディープな若返り研究に励んだ結果、驚くべき新知見や新処方が相次ぎ、画期的なものしかない、と言いきれるほど。ここでは、最大の難関であるたるみを解消し、印象年齢が若返るものに限定し、賢者がセレクトしてくれました。
今回は、ビューティエディター近藤須雅子さんが愛用する、クレ・ド・ポー ボーテのエイジングケア美容液をご紹介します。
化粧品の限界を超え、時間を巻き戻したかのよう。肌に厚みと弾力が増幅
クレ・ド・ポー ボーテ『ル・セラム』が、3年ぶりのリニューアルでさらにケア力を高めたといいます。でも愛用者としては、そのままで十分満足。肌の衰えが許容範囲に収まっているのも継続使用の賜と納得しているし、特段改良しなくてもいいのに、という思いです。実際、最新版に切り替えても、肌にしっとり寄り添う心地よさは今までどおりだし、特に違いを実感できずにいました。
ところが、1か月を過ぎたころから顔がぱーんと膨らんで、面立ちまで違ってきたのです。太ったのかむくんでいるのか……と首をひねったあげく気づきました。肌に厚みと弾力が増しているのです。表皮幹細胞の保護と肌再生を促す働きが強化されたのは知っていましたが、まさか、こんなふうに時間を巻き戻してしまうなんて。思い描いていた化粧品の限界を遙かに超えた進化に、理解が追いつきません。ともかく「以前のままでいいのに」という前言は、速やかに撤回します。
肌知性を高める手法でハイレベルの輝きとハリを維持。クレ・ド・ポー ボーテ「ル・セラム」
肌にはよい刺激と悪い刺激を見分けて対処できる知性が存在することを解明。そこで、肌知性を高めるための有効成分を配合し、自ら修復&防御する力を高める作用あり。使ううちに輝きも弾力も倍増していく。
\クレ・ド・ポー ボーテ「ル・セラム」の使用感/
【テクスチャー】
透明でさらりとした感触。肌に吸い込まれるようになじみ、キメのひとつひとつがふっくらするほど潤いで満たされます。
【使用手順】
朝晩の洗顔後の肌に3プッシュ分を塗布。そのあとにいつものスキンケアを行います。
【賢者の発見】
肌知性を覚醒させるという新たな視点は、さすが。眠っていた潜在能力を引き出し、想像をはるかに超える効果が期待できそうです。
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いかがでしたでしょうか? 次回は、ビューティ エディター栗原緑さんが愛用する、ほうれい線を最速でケアしてくれる「シャネル」の逸品をご紹介します。お楽しみに!
※掲載した商品は税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- 近藤須雅子さん 美容エディター
- BY :
- 『Precious12月号』小学館、2019年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)