世界のプリンセスに愛されるハンドバッグのブランド「コンテス」が創立90周年イベントを開催

世界で初めてハンドバッグの素材に、希少かつ最高級のホースヘアを採用するなど、1929年の創業以来、真のラグジュアリーを知る人々を魅了し続ける「COMTESSE(コンテス)」。

馬の一生のうち、数回しか採取することができない、希少価値の高いホースヘアや、最高級のクロコダイルを使用し、ドイツの熟練の職人がひとつひとつ、ハンドメイドで仕上げています。

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創業90周年を迎えるドイツのバッグブランド「COMTESSE(コンテス)」の華やかなコレクション

その創立90周年イベントが、2019年12月5日(木)に、東京・丸の内「東京會舘」で開催されました。このイベントで発表された新しいアイテムをご紹介します。

■1:首里城の早期再建を願い、踊絵師・神田さおりさんと制作したチャリティーバッグがお披露目

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上段中央の白いバッグが限定のチャリティバッグ ¥900,000(税抜、売約済み)

コンテス創立90周年を記念し、踊絵師の神田さおりさんとイメージビジュアルを製作、バッグに落とし込み、これを販売して収益を寄付するチャリティー企画が発表されました。

チャリティーの対象は、先日大きな火災に遭った、沖縄県の首里城。その長い歴史と文化的価値に畏敬の念を込め、首里城の早期再建を祈念し、コンテスが世界にひとつしかない限定チャリティバッグを神田さんに依頼。

この想いに共鳴した神田さんは、ブランドのベストセラーモデルに作品を描き上げました。こちらの売り上げは全額、那覇市を通して沖縄県などに寄付される予定です。

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会場入り口に展示されたイメージビジュアル「Wind of New Birth、踊と破壊と創造」

また、会場中央にある大きなスクリーンでは、神田さんが作品を制作するムービーが流れ、ゲストたちの視線を釘付けにしていました。

身体全部で音楽の波を感じ取り、描いている肉体自ら絵の一部となり、踊りながら作品を描き上げる、独自なスタイル。自由奔放で、フレッシュな美しさは、ブランド90周年を迎えると同時に、日本における事業移管を行い、新たな始まりを迎えたコンテスと重なるよう。

こちらは、今後コンテスのメインビジュアルとして、さまざまなところで使用される予定なのだそう。

■2:貴重なアーカイブも。2020年春夏新作などラグジュアリーなコレクションが発表

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優しいカラーパレットがコーディネートのポイントになりそうな、2020年春夏新作コレクション。手前の列、左¥655,000、中央¥575,000、右¥575,000(コンテス)

会場に足を踏み入れた途端、その迫力に思わず姿勢を正してしまったほど、格調高く並んだラグジュアリーな
コレクションたち。

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下段左と中央には、世界中のロイヤルファミリーの女性に愛されてきた「プリンセスバッグ」が。

1993年に、当時の皇太子妃殿下雅子様がご成婚の折にお持ちになった、ゴールドカラーのホースヘアバッグも展示されていました。これをきっかけに、タイ、スウェーデンのロイヤルファミリーの間でも、コンテスの人気が高まったのだとか。

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レオパードなど、いまでも新鮮で色あせない、コンテスのアーカイブコレクション。

2020年春夏新作コレクションをはじめ、新天皇・皇后両陛下の御即位を祈念して誕生した、華やかなコレクションや、過去の貴重なアーカイブまで。

コンテスのヒストリーや世界観を堪能できる見応え満点の展示に、着物や美しいドレスなど、コンテスのハンドバッグに相応しい装いの、品格あるゲストたちが魅了されていました。

■3:バラエティでも人気者!バイオリニスト、木嶋真優さんによるパフォーマンス

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美しいピンクのロングドレスで登場した木嶋さん。

エルガー作曲『愛の挨拶』などの名曲を、1699年製のストラディバリウスで演奏し、会場をひときわ沸かせた、バイオリニスト、木嶋真優さんのパフォーマンス。

飾らないキャラクターで、バラエティでも引っ張りだこの木嶋さんですが、本業は複数の国際コンクールで優勝した超一流のバイオリニスト。その限りなく透明で美しい音色に、思わずうっとりとしてしまう、極上のひとときでした。


ドイツで13年間を過ごした木嶋さんも語っていましたが、「一流のものを永く持つ」という文化を体現しているかのようなコンテスのバッグ。天然素材を用い、ハンドメイドで長持ちするラグジュアリーバッグは、サステナビリティもあり、ずっと永く持ちたい真の価値を感じます。

1983年に日本初の直営店がオープンしてから、日本でも着実にそのヒストリーを紡いできたブランド、コンテス。今後、ベルリンファッションウィークを皮切りに、若い世代にもアピールしたいという、その新しい展開にも注目ですね。

※掲載した商品は、すべて税抜きです。

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この記事の執筆者
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WRITING :
神田朝子