太眉にできない人の悩みは、自分の眉に置き換えると、太くするなんて失敗しそうで怖い、どこをどうすればいいのかわからない…ということ。
そこで「3大加齢眉」を、何を使って、どういう手順で「美・太眉」に修正すればいいのか、尾花さんの直筆イラストとプロセス写真の両面から徹底解説します。
今回は、「かっくん眉」のお悩みを解決していきます。
「描き方ドリル」1:えぐれて細くなった「かっくん眉」を解決
Q.「描くときつい顔になるんです…」
A.「えぐれた眉の底辺を埋めましょう」(尾花さん)
「黙っているだけで『怒ってます?』とか『怖い』とか言われてしまうのがこのタイプですよね。お察しします。問題は、そのとんがった山と切りそろえた眉頭です。まずはえぐれた眉の底辺をペンシルで埋めてなだらかにすること。
これには皆さん抵抗があるようですが、太さを出すのは必ず下側で、大胆に太くしても問題ありません。さらに眉山から眉頭にかけて、上辺に淡いブラウンのパウダー(左)を1mmほどはみ出すようにのせると、山の角がなだらかになりますよ。最後に、短い眉頭をリキッドペンで植毛すると、動きが出て自然な太眉になります」
\尾花'S アドバイス/
ペンシルを使うなら、全部ペンシルで仕上げてもいいんじゃない?と思うかもしれませんが、上のイラストをよく見てください。底辺はペンシルでしっかり濃いめに仕上げ、上辺はパウダーで淡く仕上げて濃淡をつくっているのですが、この視覚効果で立体感が生まれるからベタ眉にならないんです。
太くするときには、ふんわりとした空気感を演出することが大事で、それはパウダーを使わないと生み出せないもの。試しに、ペンシルで全部塗りつぶしてみてください。皆さんが最も恐れている、滑稽なイモト眉になってしまいますよ。
【かっくん眉を解決するコスメと修正プロセス】
\使用アイテムはこの3つ/
Step1:ペンシルで眉下を太らせてまっすぐに
Step2:上辺にブラシでパウダーをのせてまっすぐに整える
Step3:綿棒で拭き取りなだらかな眉山に
Step4:眉頭の毛が短い人はリキッドペンで描き植毛を
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いかがでしたでしょうか? 次回は、描き方ドリル「まろ眉」編です。お楽しみに!
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