冷たい冬の空気のなかに、柔らかな光が混じり始めるころ。冬感を残したスタイルと、春を先取りした着こなしという、端境期にちょうどいい4つのコーディネートをピックアップしました。

■1:ティーネ・アンドレアは…ぬくもりを残しながら程よい軽やかさを差し込んで

ダークカラーをベースにしながらも、柄を上下に効かせることでリズミカルに。
ダークカラーをベースにしながらも、柄を上下に効かせることでリズミカルに。
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2026年1月29日、コペンハーゲン ファッションウィークにてデジタルクリエイターのティーネ・アンドレアをスナップ。黒ロングコートを軸に、インにはカーキのトップスを、アウトにはアーガイルニットを添えて大人らしさとぬくもりを演出。ブルーデニムパンツが軽快さを引き寄せ、冬と春のあいだを繋ぎます。パイソンブーツで柄を重ねる大胆さも、黒コート×ブルーデニムのベーシックが軸だからこそ成立。

■2:ジェニファー・ローレンスは…黒コートの内側に春の淡い光を灯して

ローライズ×フレアのデニムで格好良さとフェミニンを両立。
ローライズ×フレアのデニムで格好良さとフェミニンを両立。

2026年1月26日、パリ ファッションウィーク開催中に「ディオール」のショーを訪れたジェニファー・ローレンス。ファーがあしらわれた黒チェスターコートで、グラマラスかつ凛とした佇まいへ。重厚なアウターの内側には、白カットソーとアイスブルーデニムを迎えて。冬の深みと春の淡い光が交差する、そんな移行期らしいバランスです。

■3:ベラ・エマールは…黒レザー×ブルーデニムで色と素材に変化をつける

トップスとバッグはビターブラウンでまとめ、黒アウターに奥行きを宿して。
トップスとバッグはビターブラウンでまとめ、黒アウターに奥行きを宿して。

2026年2月10日、ベルリンでスナップされたデジタルクリエイターのベラ・エマール。春らしくシフトするなら、重厚なコートをライトコートに置き換えて。シックかつエレガントな黒レザーのケープコートに、対照的な爽やかライトブルーデニムをプラス。ハードなレザーと淡いデニムのコントラストが、端境期ならではの絶妙なバランスを形成します。

■4:カーラ・ジノラは…ボウタイを足すひと手間で完成度を高める

ショート丈のブレザーが爽やかな上下にマッチ。
ショート丈のブレザーが爽やかな上下にマッチ。
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2026年2月10日、NYファッションウィーク開催中にスナップされたモデル、インフルエンサーのカーラ・ジノラ。白シャツとライトブルーデニムの透明感漂うワンツーが、春の気配を運びます。そこに黒のショートブレザーを重ね、きりっと引き締め。さらに黒のボウタイを添え、知的さのなかにほのかな甘さを忍ばせて。軽やかでありながら、印象に残る佇まいへと導きました。


冬の余韻と、春の気配を同時にまとえる「黒アウター×ブルーデニム」の着こなしをお届けしました。季節のはざまだからこそ生まれるバランスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香