年末年始はカラダの内側から、綺麗に磨きをかけてみませんか。フードコーディネーター・菅野尚子さんならではの、ビューティレシピをご紹介します。

今回は、アンチエイジングや美肌に働きかける、「彩り焼き野菜のぽん酢マリネ」。保存がきくので、おせち料理としても楽しめるアレンジレシピをお見逃しなく!

 
菅野 尚子さん
フードコーディネーター・惣菜管理士(今回のレシピ作成・スタイリング担当)
食品商社で商品企画や開発の勤務後、渡仏。フランス人家庭に滞在し家庭料理や郷土料理を学び、ル・コルドンブルーパリ校では伝統的なクラシックフランス料理や菓子を習得。その後フードコーディネーターとして活躍。*このレシピはフランス パリでの日本の食品プロモーションとしてパソナ農援隊とコラボでフランス人向けにも発信しています。ODAIDOKORO

アンチエイジング食材を生かした食物繊維たっぷりレシピ!「彩り焼き野菜のぽん酢マリネ」

彩り焼き野菜のぽん酢マリネは、食物繊維が豊富な「セロリ」、カロテンを含む「ズッキーニ」と「なす」、ポリフェノールやオレイン酸を含む「オリーブオイル」など、美味しいアンチエイジング食材が豊富。色鮮やかに、美味しい食卓を彩ります。

食卓を一気に華やかに。彩り焼き野菜のぽん酢マリネ
食卓を一気に華やかに。彩り焼き野菜のぽん酢マリネ

彩り焼き野菜のぽん酢マリネ(4人分)

【用意するもの】
ズッキーニ・・200g
セロリ・・150g
パプリカ赤・黄・・各150g
紫たまねぎ・・100g
にんにく・・2かけ
タイム・・適量
オリーブオイル・・大さじ1(焼く時)、大さじ3(マリネ液)
塩・黒こしょう・・各少々
ぽん酢しょうゆ・・100ml
ピンクペッパー・・適量
*今回「ぽん酢しょうゆ」は、「新姫ぽん酢しょうゆ」:丸中商店を使用しています。

【作り方】
まずは、野菜をカットして調理の準備。ズッキーニを1cm幅に輪切り、セロリを5cmの長さの棒状に。パプリカは縦に棒状に切り、紫たまねぎは1cm幅のくし形に切りましょう。

カット野菜が用意できたら、グリルパンにオリーブオイルをひき、にんにく・タイムを弱火で熱して、じっくり香りを引き出します。

その後、中火にしてからズッキーニ・セロリ・パプリカ・紫たまねぎを丁寧に焼きます。こんがり焼き目がついたら、塩・黒こしょうで味付けを!

この焦げ目のついた野菜は、ぽん酢しょうゆとオリーブオイルを混ぜた簡単マリネ液に和えてください。この時、野菜が熱いうちにマリネ液と混ぜるのがポイント。これだけで、グッと味が染み込みやすくなります。最後に彩りを加えるピンクペッパーを散らせば、出来上がり。

仕上げは、粗熱を取って冷蔵庫で冷やすだけ。常備菜として活躍するマリネは、器に並べると一気に華やかな食卓に。

「彩り焼き野菜のぽん酢マリネ」のビューティ食材はこちら!

\食物繊維豊富で、腸を綺麗に整えるセロリ/

食物繊維豊富なセロリ
食物繊維豊富なセロリ

そのほか、ズッキーニやパプリカに含まれるカロテンは、アンチエイジング効果も。抗酸化作用によって老化の原因となる活性酸素を取り除きます。ズッキーニに含まれるカリウムは、体内の余分な水分・老廃物の排出を促し、むくみを軽減。

また、オリーブオイルは、ポリフェノール・葉緑素・ビタミンE・オレイン酸を含有しており、抗酸化や美肌にもおすすめ。オレイン酸は、体内のコレステロールの濃度を下げてくれるので、心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病の予防にも期待できます。悪化した腸内環境を整えてくれるので、カラダの内側から美肌へと導きます。

彩り豊かに仕上げる「焼き野菜のぽん酢マリネ」は、いかがでしたでしょうか?美肌に導くだけでなく、保存もきくので、おせちの一品としてもどうぞ。

次回Vol.4は、愛媛の郷土料理「白味噌お雑煮」です。お楽しみに!

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
熊坂 勉
EDIT&WRITING :
加藤朋子
レシピ作成・スタイリング :
菅野尚子