街を楽しむためにデザインされた自転車「トーキョーバイク」。

そんなトーキョーバイクのレンタルサービスを行っている、ライフスタイルホテル「ザ ノット 東京新宿(THE KNOT TOKYO Shinjuku)」によるイベント、「おつかいパンライド」が開催されました。

レンタサイクルで街を楽しむ「おつかいパンライド」イベント

こちらのイベントは、東京・参宮橋や代々木近辺に点在する複数のベーカリーに「トーキョーバイク」で向かい、パンを「おつかい」して、ホテルまで戻ってくる、というイベントです。

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instagram @benrich__、Website benrichards.co

グループごとに分かれ、指定されたパン屋さんへ「おつかい」に向かいます。

そして最後に、皆が「おつかい」してきたパンを、コーススタイルで楽しみます。軽いパンから始まり、サンドイッチと肉をメインとしたパン、そして最後は甘いパン、というように、さまざまなパンのおいしさを味わえる、まさにパン好きにはたまらない時間。

ゲストには、パンの研究所「パンラボ」主宰であり、ブレッドギーク(パンおたく)の池田浩明さんと、パンに関する情報をシェアするプロジェクト「パンロット」主宰の山田慎さんを迎え、パンコースを楽しみながら、パンにまつわるお話を聞くイベントとなりました。

そんなイベント内で参加者が巡った、都内のおいしいパン屋さんを紹介します。

「おつかいパンライド」で紹介されたパン屋さん7選

■1:天然酵母の老舗パン屋さん「ルヴァン 富ヶ谷店」(代々木八幡)

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1980年代、まだ日本では食パンのようなパンしかなかった頃に、「自家製酵母を使ったフランスの伝統的なパン」を広めるきっかけとなった老舗が、こちらの「ルヴァン」です。

フランスの伝統的な方法でつくったレーズン酵母を使用しており、酒蔵のようにお店全体に酵母が生きているため、店内には独特の香りが漂います。

小麦も栃木産のこだわりの国産小麦で、石臼で毎日挽いて使っています。ごまのような香りがする小麦は、焼き上げるととっても香ばしく、おいしいパンに仕上がるそうですよ。

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■2:フランスに旅するパン屋「カタネベーカリー」(代々木上原)

代々木上原と幡ヶ谷の間にある小さなパン屋さん、カタネベーカリー(Katane Bakery)。

北海道産の「ホクシン」と九州産の「サチカオリ」という、バゲット向きの希少な小麦を使用した、風味の良いバゲットが人気です。

また、8月はパン屋さんはお休み。その期間はフランスに旅をし、そこで出合う家庭料理やフランス料理、パン屋さんなどから着想を得たメニューが、カタネベーカリーのメニューとして並びます。

「ヨルカタネ」というナチュールワイン(自然派ワイン)との組み合わせのイベントも、定期的に行っているそう。ワインとパン好きには見逃せないイベントですね。

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■3:唯一の定休日は2月29日!「365日」(代々木公園) 

代々木公園駅から徒歩1分。黒を基調としたスタイリッシュな外観のパン屋さんが「365日」です。

シェフの杉窪章匡(すぎくぼ・あきまさ)さんは、パティシエとしてフランスでも修行を積んだ実力派シェフで、いくつかのベーカリーのプロデュースも行っています。

パンにはすべて国産小麦を使用。全体的に小ぶりのパンが並ぶ理由は「わざとパンを膨らませず、通常のパンと小麦の量が同じであっても、味が濃いパンに仕上げている」そうです。

店名どおり、年中無休365日営業している「365日」。唯一の定休日は2月29日、というところにも、お店のこだわりが感じられますね。

問い合わせ先

  • 365日
  • 営業時間/7:00~19:00
    定休日/2月29日
  • TEL:03-6804-7357
  • 住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-6-12

■4:岩のりをつかったパンも!「モアザン ベーカリー」(西新宿)

「ザ ノット 東京新宿(THE KNOT TOKYO Shinjuku)」内にあるベーカリーです。

イベントで紹介されたのは「岩のりリュスティック」。本来小麦、水、塩だけでつくられることの多いパンに、バターを加えるのがモアザンのポイント。焼いている途中にバターが溶け出し、パンの底がカリカリになるそうですよ。生のりの風味も豊かなパンです。

専門のディレクターがつくるサンドウィッチもおすすめのひとつで、週末だけ登場する「カレーサンドウィッチ」も人気なのだとか。

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 ■5:自然派ワインを自家製酵母に使用「タルイベーカリー」(参宮橋)

「タルイベーカリー」のオーナーは元「ルヴァン」出身のベーカリーシェフ。「ボー・ペイサージュ(Beau Paysage)」という山梨のナチュールワインを使用した自家製酵母を使い、パンをつくっています。

店舗は、1940年〜60年代のモダンデザインをルーツに、インテリアなどを手がけるデザイン集団「ランドスケーププロダクツ」が設計。おしゃれで洗練された、居心地のいいパン屋さんですよ。

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■6:デンマーク大使館御用達「イエンセン」(代々木八幡)

デニッシュの本場、デンマークの駐日大使館御用達のお店「イエンセン(JENSEN)」。

本場デンマークで修行したシェフがつくる本格的なデニッシュは、納得のおいしさです。デニッシュの種類も豊富で、けしの実などを使った珍しいデニッシュも扱っています。

問い合わせ先

  • イエンセン(JENSEN)
  • 営業時間/月~金 6:50~19:00、土 6:50~16:00
    定休日/日・祝
  • TEL:03-3465-7843
  • 住所/東京都渋谷区元代々木町4-3

■7:昭和の初めから続くパン屋さん「ふじやベーカリー」(代々木上原)

代々木上原にある「町のパン屋さん」です。昭和のはじめにパン屋さんを開業し、現在は3代目とのこと。

イベントではお店自慢の「カスタードクリームパン」が紹介されました。バニラビーンズの匂いが香る、シンプルながら、毎日でも食べたくなるおいしさです。普段づかいできるパン屋さんとして、地元に愛されているお店ですよ。

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パン好きによる、パン好きのためのイベント「おつかいパンライド」。

トーキョーバイクは、ホテルの宿泊有無に関わらず、誰でもレンタルすることが可能。近くに立ち寄った際には、自転車をレンタルして今回紹介したパン屋さんに足を伸ばしてみても楽しそうです。

「おつかいパンライド」の今後のイベントはまだ未定ですが、活動について知りたい方は、ぜひHPをチェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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