フルーツタルト専門店「キル フェ ボン」の仙台店限定で、2020年3月1日(日)より、「宮城県山元町『山元いちご農園』のにこにこベリーとずんだのタルト」が登場します。
これは東日本大震災から10年を迎える2021年に向けて、「キル フェ ボンからのさらなる応援」として商品化されたものです。
そして、今回のタルトに使用されるいちご「にこにこベリー」は、2020年に本格デビューしたばかりの宮城県オリジナルの新種だとか! さっそく、タルトの詳細を見てみましょう。
震災を乗り越えた宮城県山元町「山元いちご農園」が手塩にかけたいちごを使用
キル フェ ボンでは2020年、「たくさんの人々がもっと笑顔になれるように」という気持ちを込めて、スイーツを通して様々な活動を行っていく「想いをつなぐプロジェクト」をスタートさせました。
「宮城県山元町『山元いちご農園』のにこにこベリーとずんだのタルト」も、「想いをつなぐプロジェクト」の一環で生まれた商品とのこと。タルトの売り上げの一部は「東日本大震災みやぎこども育英基金」へ寄付されます。
今回使用されるいちごの産地、宮城県亘理郡山元町も、2011年3月11日に起きた東日本大震災により、壊滅的な被害を受けたのだそう。瓦礫と塩水の染み込んだ土地が残された中、「地域の復興を進めていくためには、いちご栽培を早く再開させる必要性がある」と決意した農家の岩佐隆さんは、瓦礫の地で奮闘し続け、震災から一年を待たずして「山元いちご農園」を立ち上げました。
今回のタルトに使用されているのは、そんな「山元いちご農園」の新種いちご「にこにこベリー」がたっぷりと使用されているのです。
新種いちごがたっぷり!「宮城県山元町『山元いちご農園』のにこにこベリーとずんだのタルト」
サクサクのパイ生地の上に、ずんだジャムを練り込んだカスタード、さらにみずみずしいいちごがぎっしりと敷き詰められたタルトは、見た目だけでもテンションがあがります。
この敷き詰められたいちごが、新種いちごの「にこにこベリー」。宮城のオリジナル品種「もういっこ」と、いちごの定番「とちおとめ」から生まれた品種で、開発に12年かかり、受粉と播種を繰り返して3万粒もの中から選ばれた、奇跡のひと粒なのです。
「もういっこ」に続く「にこ」、そしてつくる農家も味わう消費者も、「にこにこ」と笑顔になれるように、という意味をこめて名付けられました。
美しい赤に彩られたこのいちごは、甘みと酸味のバランスも抜群で、香りも豊か。キル フェ ボン自慢のカスタードに、丁寧に炊き上げたずんだを混ぜ合わせた風味豊かなクリームと、絶妙なハーモニーを楽しめるタルトになっています。
こちらの商品はキル フェ ボン仙台限定で、6月上旬までの販売とのこと。期間中に近くに寄った際は、ぜひチェックしてみてください。
※価格はすべて税込(8%)価格です。カフェの場合は税率が異なります。
問い合わせ先
- キル フェ ボン仙台
- 営業時間/ショップ 11:00〜20:00、カフェ 11:00〜19:00(L.O.18:30)
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電話:022-212-2152 - 住所/宮城県仙台市青葉区中央2丁目7-28 メルビル1F
- TEXT :
- Precious.jp編集部