昨年の秋冬からトレンドカラーとして注目を集めている「黒」。大人の雰囲気を出すのに黒のファッションアイテムは非常に便利ではあるが、従来の構築的でしっかりとしたテーラードでは堅苦しくなってしまう。特にこれからの季節だと暑苦しくて、周りまでも不快にせてしまうことも。まずは大人の定番であるジャケットでも、素材を変えた軽やかなジャケットから取り入れてみるのがいい。ここではコーディネートを引き締めるだけでなく、さまざまな着回しができる「黒ジャケット」を3つ紹介する。
春夏に着たい黒ジャケットはこの3つ!
軽快感のある黒を楽しむなら、シアサッカー生地のジャケットがおすすめ!
折り畳んでもシワになりにくい、ベルヴェストの名作「ジャケットインザボックス」から、シアサッカー生地を採用した黒ジャケットが登場。凹凸のある生地感と白のストライプが軽快さを演出。ウールにポリエステルを混紡させたことでストレッチ性が生まれ、快適な着心地も見逃せない。ニットやスカーフも黒で合わせ、シックな着こなしで存分に黒を楽しみたい。
ビジネスなら光沢感のあるシルクで!
ビジネスシーンでは避けがちな黒も今季は積極的に取り入れたい。一つがけでややゆとりのあるシルエットが特徴的なルカ グラッシアのジャケットは、ウール素材をベースにシルクを20%混ぜ、さらっとした質感とやや光沢感のある黒で、従来の黒と比較しても重々しさは皆無。ネクタイやチーフなども黒で統一しつつ、シャツにブルーを取り入れることで、より爽やかなコーディネートが可能だ。
ブレザーは、黒とリネンの生地を選ぶのが正解!
カルーゾの中でも、定番モデルである「アイーダ」をベースに光沢感を抑えたゴールドのボタンをあしらったブレザーは、あえてネイビーカラーではなく、黒に変えてシックで大人らしい表情に。さらに春夏らしいリネンにウールを混紡した素材を用いれば、シャリ感のある涼しげな着こなしが可能だ。ワンピースカラーのシャツをインに軽快なVゾーンを演出したい。
何かと取り入れやすい「黒」のアイテムであるが、ファッションの主役として取り入れるのであれば、大人の魅力を引き立たせてくれるデザインのものを選ぶのがよい。シングルやダブルなどの好みはあるだろうが、自分にあった1着を見つけていただきたい。男らしい印象を作りたいなら「黒」は積極的に取り入れるべき!
※価格はすべて税抜きです。
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- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
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