本誌をはじめ、ファッション界で大活躍中の押田比呂美さん。切れのいいスタイリングにファンの多い押田さんの暮らしぶりを、今回特別に見せていただきました。

旦那さまと愛犬カイくん(6歳)と暮らす押田さん。忙しい毎日の疲れは、カイくんとゆったり自宅で過ごす時間があることで飛んで行ってしまうそう。インテリアでもさまざまなテイストやブランドをミックスさせて楽しんでいる、愛犬とのセンスのいい暮らしぶりをご紹介します。

アンティークのテーブルはカッシーナの椅子と品よくミックス

椅子の上で大あくびのカイくん

「椅子は一生物と思って、カッシーナでそろえました。合わせたダイニングテーブルはイギリスのアンティーク、ライトはデンマークのもの…というように、ハイ&ローのブランドミックスや、国もミックスさせています。全体に統一感が出るように、ヴィンテージっぽさがあることを条件にしていますね。家族が集まるダイニングは居心地のよさをいちばんに考えました」。デンマークのライトは、青山の骨董通り沿いにあるインテリアショップ、『グラディスカ』で購入。アンティークのアイテムをさまざまに取り扱う、押田さんおすすめのショップだそう。

宝探し感覚で、ZARA HOMEまで欠かさずチェック

押田さんのベッドで寝るカイくん

「ベッドカバーはZARA HOMEのもの。流行ものが手軽に見つかるので、時間ができると、ふらっと覗きます。どこかアジアンなテイストのものはリラックスできてお気に入り」押田さんがZARA HOMEも愛用しているとは意外! 休日にはアンティークハンティングへ目黒通りのショップをめぐることも。左手の香港箪笥は20年以上前から愛用中。カイくん専用のベッドもあるけれど、毎晩自分の好きな場所を選んで眠りにつくそう。

部屋が一気に華やぐペルシャ絨毯が大のお気に入り

ペルシャ絨毯の上で大好きな骨のおやつをもらって大満足のカイくん

「家具にはあまり主張がないので、ダイニングテーブルの脇にペルシャ絨毯を敷いています。これが部屋に華やかさをもたらし、明るい雰囲気に。高価でしたが、ずっと愛用するものだから…と前の家のときから愛用中。白金のミリー工房で購入したものです」。つやっとなめらかな肌触りが気持ちいいペルシャ絨毯は、カイくんのくつろぎスポットでもあるそう。

ペットの邪魔にならない部屋づくりが肝心

廊下を歩いて玄関に向かうカイくん

押田さんのポリシーは、ペットが快適に過ごせるよう、導線をしっかりと確保してあげること。「歩き回っても置いてあるものにぶつからないように気をつけています。あまりオブジェなどは置いていませんね。どの家もみんなそうだと思いますが、かわいがっているペットは、家族が帰ってきた音が聞こえると、廊下を走って玄関までお迎えに来てくれますよね。特にそんなときにはカイも焦っているので、廊下のインテリアはすっきりと。リトグラフもあったりしますが、見ていると和めるので、仲のいいカメラマンの方が撮った動物の写真も多いです。奥にあるものは子供のころのカイの写真」

インテリアもおしゃれと同じように、テイストをはじめ、ブランド、国をミックスさせるのが上手な押田さん。センスのいい部屋づくりは、お手本にしたいことばかり。旅に行っても部屋に合わせて、さまざまなヴィンテージ風のアイテムを集めていくことを楽しんでいるそう。カイくんが快適に暮らせるように優先的に考えているところも、さすがです。

PROFILE
押田比呂美(おしだ ひろみ)さん
雑誌や広告で幅広く活躍。雑誌『Precious』では毎号、華やかさと知性を備えた大人の女性美を引き立てるスタイリングを提案。著書に『大人の女の「エレガンス」磨き』(小学館)ほか多数あり。 好きなもの:シングルモルト、推理小説、レオパード柄、“サントリー”山崎&響、会津若松、黒柴、熱海、高村 薫、小雪(女優)、“ブルガリ”のジュエリー、古着、3月末、マスカルポーネチーズ、キューバの音楽、フィレンツェ、11月、黒と白、娘との時間、鈍行電車、古本屋の匂い、ヴィンテージ家具、イカ刺し、ポール・ニューマン
この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
佐野有紀