歴史的な劇場を舞台にした、エルメス2020秋冬シューズコレクション

先日、パリでエルメスの2020秋冬シューズコレクションのプレゼンテーションが開催されました。いつもエルメスは趣向を凝らしたプレゼンテーションを催しますが、今回は、パリ6区にあるリノヴェーション中の劇場が舞台。

劇場は、エルメスの6区のブティックの目の前にあるレカミエ通りの3番地にあります。ここに劇場があったとはあまり知られていませんが、1908年から1978年まで興行していたそうです。

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白亜の外観をもつレカミエ劇場

中に入ると、暗く照明を落とし、建設中の劇場内に新コレクションが並べられていました。

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お芝居のなかに入り込んでしまったかのような雰囲気です。
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スポットライトを当てられた新作がディスプレーされています。©️Christophe Coënon

ステージから見えるのは「足元」だけ。舞台を美しく彩る、エルメスのコレクションアイテムたち

このインスタレーションはフランス人アーティストのマティアス・キスによるもの。

マティアス・キスは、インスタレーションやインテリア・デザインを手がけていて、これまでもエルメスと度々コラボレーションしています。

ステージでは靴を履いた足だけが無声のお芝居をしています。

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「シェーヌ・ダンクル」モチーフのヒールをもつサンダルを履いたダンサーが女性を演じます。©️Christophe Coënon

「H」をかたどった金具が印象的なベルベットのサンダル

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「アピ」のバックルがついたベルベットのサンダル。©️Image Group

「シェーヌ・ダンクル」モチーフのヒールがあしらわれたサンダル

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ローズ色のシルク・サテンのサンダル。個性的なヒールは、「シェーヌ・ダンクル」のモチーフ。©️Image Group

メタルの飾りが配されたスタックド・ヒールのニーハイブーツ

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子牛革と子牛革の起毛素材のニーハイブーツ。皮革を重ねたスタックド・ヒールにメタルの飾り付き。©️Image Group

スポーティーでエレガントな、キャンバスとラバーソールのブーツ&ブーティ

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グラフィカルな色使いがスポーティー! コーティングしたキャンバスとラバーソールをもつ、子牛革のブーツとブーティ。©️Image Group

デザインはもちろん、ピエール・アルディ。

どれもシックでモダンなシューズぞろいで、秋冬シーズンが待ち遠しいですね!

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

この記事の執筆者
某女性誌編集者を経て2003年に渡仏。東京とパリを行き来しながら、食、旅、デザイン、モード、ビューティなどの広い分野を手掛ける。趣味は“料理”と“健康”と“ワイン”。2013年南仏プロヴァンスのシャンブル・ドットのインテリアと暮らし方を取り上げた『憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル』(講談社刊)の著者として、2016年から年1回、英語版東京シティガイドブック『Tokyo Now』(igrecca inc.刊)を主幹として上梓。
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