今回は、2020年3月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。

とにかく、顔型や輪郭を補整する、大人ならではの悩みをカバーしたボブスタイルが人気! それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からどうぞ!

2020年3月髪型人気ランキング、ベスト5を発表!

【第5位】髪を伸ばしかけでもこなれ感が出る、大人のミディアムヘア

ミディアムヘア_1
ボリュームが欲しい部分だけ縦巻きにするのがポイント。

髪を伸ばしている途中だとレイヤーを入れたくないし、かといって広がりを抑えたい…そんなジレンマには、カールアイロンが頼りになります。

ZACC raffineのスタイリスト、賀山博之さんは「まず髪をブローしてツヤを出し、顔周りの髪は毛先を1カール外はね、そのほかの髪は毛先だけ1カール内巻き、鉢から上にある髪だけ縦にリバース巻きをすると、欲しいところにだけボリュームが出るスタイルになります」とのこと。

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【第4位】リフトアップも叶う、丸顔でも似合うシンプルショート

40代 ショートヘア_1
前髪と襟足で斜めラインを作って、輪郭をシャープに補整!

air-GINZA centralの副店長・藤本麻衣さんによると、丸顔さんがショートヘアにするときのポイントは、「顔周りに斜めのラインを作ること」なのだとか。そのために最も効果的なのが、前髪の作り方です。

「丸顔さんの場合、パッツン前髪や真ん中分けは、フェイスラインの丸みが強調されるのでNG。長めの前髪をサイドに流し、斜めのラインを作ってあげると輪郭がカバーできます」(藤本さん)

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【第3位】ツヤとボリュームが手に入る、大人の軽やかボブ

ボブ_1
髪の表面は長いまま残し、重みでうねりを抑える。

40歳を過ぎて髪質が変わってくると、「どうすればまとまりやすい髪になるのか分からない…というお悩みが増えます」と、MINX 取締役の池戸裕二さん。

「特にこのモデルさんのように、出産後は髪質が劇的に変わります。髪が細くなるのでうねりやすくなり、ツヤも失われがち。どんな状態であっても、ちょっとした工夫で悩みは解消できます。

ストレートアイロンを髪の表面をなでるように通し、前髪は根元から巻いて立ち上がりを作ります。仕上げに、髪の中間から毛先にかけてオイルでパサつきを抑えれば大丈夫」と池戸さん。

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【第2位】首長効果&骨格補整が叶う、エレガントな前下がりショートボブ

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前下がりラインで首を長く、輪郭もシャープに!

BEAUTRIUM南青山店のマネージャー・相沢美沙さんによると、40代からの相談で多いのが「トップのボリュームダウン」と「輪郭のたるみ」なのだとか。

「とくに輪郭のたるみは、それまで卵型や逆三角の顔型だった方も、丸顔に見せてしまう原因に。そのため、輪郭を隠したいという方がとても多いです」(相沢さん)

そんな下がってきた輪郭を補整するなら、前下がりラインのショートボブスタイルがおすすめなのだそう。

「前下がりのフォルムには、輪郭をシャープにリフトアップして見せる効果が。ショートボブなら首元がすっきりして見えるので、首を長く、全体を縦長に見せてくれます」(相沢さん)

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【第1位】長め前髪で顔型を補整。面長さんに似合うボブヘアはコレ!

サイドのボリュームと顔周りの丸みで面長が卵型に!

面長をヘアスタイルで補整するために重要なのが、「顔周りの丸み&動き」と「サイドのボリューム」。そう教えてくれたのが、BEAUTRIUM南青山店の店長・久住桃子さんです。

「縦長な印象のある顔型の場合、輪郭をストレートに見せるのはNG。頬骨あたりで段がつくように、前髪で丸みと動きを出すのがおすすめです。また、サイドにボリュームを出すことで横幅が広がり、縦長の印象がカバーできます。それには、顎ラインで動きをつけやすく、顔の横にボリュームが出しやすいボブスタイルがぴったりなんです」(久住さん)

そんなボブスタイルは、40代に多いお悩み「分け目のボリュームダウン」も解消してくれるのだそう。

「40代になると、多毛な方でも分け目あたりのボリュームが気になるように。そんなときは、ボブスタイルのように肩上に長さを設定すると、目線が上がるため全体をボリュームアップして見せることができます。長めの前髪なら、サイドパートにすることで、分け目が気にならなくなるのでおすすめです」(久住さん)

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いかがでしたでしょうか? 面長、丸顔、たるんだ輪郭などお悩みをカバーしたボブやショートヘアが人気でした。気分も新たに春を迎え、髪型を探している方も多いのではないのでしょうか。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。

*2020年3月1日~31日現在の集計

 

この記事の執筆者
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