HERMÈS(エルメス)を代表するアイコニックなアイテムのひとつが、シルクツイルのカレ。さまざまなアーティストの意匠が鮮やかに描かれた、不動の人気商品です。今回は、日本人画家が手がけた注目の新作をご紹介します。
スカーフ?アート?アーティストの作品が堪能できるエルメスのカレ
エルメスの工房を大和絵風に描いた、山口 晃氏による職人へのオマージュ
新作カレ「エルメスの職人たち」のデザインを手がけたのは、日本を代表する画家のひとり、山口 晃さん。日本の伝統的絵画の様式に独自の感性、現代性を融合させた作風で知られるアーティストです。
「エルメスの職人たち」と名付けられたカレで表現されているのは、現地で山口さんが実際に触れて、心を動かされたメゾンの伝統や多様性。職人たちや工房の様子が、山口さんのフィルターを通して大和絵風に描かれているのが特徴です。
馬と一体化させたバイクに乗る中央の女性を囲むように描かれているのは、シルクやレザー製品、馬具といったいくつものアトリエに加え、パリのエルメス第1号店やエッフェル塔など。
山口さんの感性でエルメスの職人や伝統への敬意が表現された、繊細で美しい絵画。依頼から8年、じっくり時間をかけて生み出されたカレは、スカーフでもありアートでもあります。
日常とアートやクラフツマンシップを鮮やかに結びつけてくれるエルメスの真骨頂がいきるカレ。これをどう活用するかはあなた次第。鑑賞しても身に付けても楽しめる一品です。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- WRITING :
- 門前直子
- EDIT :
- 石原あや乃