気温が高くなるこれからの季節。ファッションとともに香りで洗練を印象づけるには、贅沢な香料と調合のベストバランスに長けた、特別な香りをまといたいもの。

2004年にディオールの『ディオール・ラ・コレクシオン・プリヴェ』をプロデュースした経験をもつエディ・スリマンが15年ぶりに手掛けた、待望のパフューム「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」。高品質な天然素材を贅沢に使った、奥行きのある香りがそろい、この春、オンラインストアでの取り扱いを開始しました。

繊細で奥ゆかしく、気品のあるパウダリーノートが核に

セリーヌのフレグランスのイメージ写真
すっきりと無駄のないミニマルなフォルムは、17世紀後半のクラシシズムを受け継ぎ、アールデコ様式からインスパイアされたデザイン。

「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」は、現在デイリーライン6種、イヴニングライン3種を展開し、それぞれの名前と調香はすべて、エディ・スリマンの感情の記憶、愛する瞬間、思い出の場所、出会った人々などがインスピレーションの源になっています。

クチュールメゾン・セリーヌならではの美意識が感じられる、高品質な天然素材を中心とし、繊細で奥ゆかしいパウダリーノートを核にしたパフューム。美しい気配を生み出す、至高の香りをぜひ試してみて。

ジェンダーレスな仕上がりでパートナーと共有も可能

セリーヌのフレグランスのイメージ写真
贅沢な重みのあるガラスとブラックラッカーを使用。キャップには、セリーヌのCのエンブレムが。

このコレクションの特徴は、エディ・スリマンの得意とする、クラシシズムを継承した原点回帰を感じさせる香りであること。

香りの中核を担うのは、ツリーモス、アイリス、ローズ、シプレーアコードなどの60年代から70年代にかけてのフランスのパフューマリーを象徴するノートに。

デザイナー、フォトグラファーとして、自身のコレクションや作品を通じてジェンダーの社会的概念に疑問を投げかけてきたエディ・スリマンだからこそ、マスキュリンノート、フェミニンノート、と区別することなく、調和させた仕上がりに。パートナーと共有してもいいですし、プレゼントにも最適。

デイリーラインとイヴニングライン、それぞれからおすすめの香りをピックアップしてご紹介いたします。

■伝統的な香りを洗練の極みへと昇華させたデイリーライン

左/サン・ジェルマン・デ・プレ 右/オード・カリフォルニア 各100ml ¥25,000・200ml ¥37,000(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

左/パリのサン・ジェルマン・デ・プレのカフェに座って、小説や映画の主人公のような人々を飽きることもなく眺めていた時の感覚、空気感を表現。プチグレインの強い香り、オレンジの花の繊細さの中に、ヘリオトロープとバニラの香りが感じられる「サン・ジェルマン・デ・プレ」

右/エディ・スリマンが10年以上住んでいたカリフォルニアの記憶からインスパイア。音楽および太陽をイメージし、ベルガモット、ホワイト アイリスバター、パロサント、ツリーモス、パチョリを含み、フレッシュとスモーキーを融合した奥行きある香りの「オード・カリフォルニア」。 

■エレガントな痕跡を残す、クラシカルとモードが調和したイヴニングライン

左/ブラック・タイ 右/レプティール 各100ml ¥25,000・200ml ¥37,000
左/ブラック・タイ 右/レプティール 各100ml ¥25,000・200ml ¥37,000(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

左/ディナージャケットをイメージしたシダーとツリーモス、甘くパウダリーなアイリス、深みのあるムスクを組み合わせた、ジェンダーレスなノートの代表格である「ブラック・タイ」

右/エディ・スリマンがクチュリエとしてのキャリアの中で生み出したステージ衣装やロックスターのポートレートを香りで再現。トップノートはシダー、続いてレザーとペッパーが香り、ミステリアスな印象の「レプティール」。

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贅沢な香料を使い、伝統の製法で生まれた香りは、クラシカルながら、どこか新鮮な印象。媚びることのないジェンダーレスな香りのコレクションは洗練の極み。強く心に響き、記憶に残る香りに出会えることでしょう。ぜひ、公式オンラインストアでチェックしてみてはいかがでしょうか。

※掲載した商品はすべて税抜です。

問い合わせ先

セリーヌ ジャパン

TEL:03-5414-1401

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
荒川千佳子