女性の魅力を12星座で探る「7つの大罪・星占い」怠惰編
「怠惰(たいだ)」とは、広辞苑第七版(岩波書店)によると、以下のように説明されています。
たい-だ【怠惰】
すべきことをなまけて、だらしないこと。怠慢。「─な生活」
女性としてはもちろん、人間としてのダメさを突きつけられたように感じてしまう「怠惰」の二文字…。おおらかな女性、気負わない女性、気が長くおっとりしている女性と、怠惰な女性。その一線を画す部分はどのようなところにあるのでしょうか?
Precious.jpの「今月の星占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、怠惰な女性について、12星座ランキングで教えていただきました。
Rising Sun(斎木サヤカオフィシャルブログ)
■怠惰になってしまう深層心理とは?
「怠惰さ」には、ふたつのパターンがある
「怠惰さ」の傾向には、大きく分けてふたつのパターンがあります。
それは、怠けてダラダラしたりラクするのが好きなタイプと、怠けることはダメだと思いながら、やる気が起きなくて怠けてしまうタイプ。やるべきことを先延ばしにしがちな点では同じだけれど、前者はのびのびとちゃっかり怠けたりしますが、後者は自分を責めながら怠ける、という大きな違いがあります。
怠けるのが好きなタイプは、悪気がないというより確信犯
どちらの「怠惰」も、周囲から叱られる対象にはなりがちですが、怠けるのが好きなタイプは、叱られてもちっとも懲りません。悪気がないというより確信犯なので、「ごめんなさい」と言いつつ、心ではペロッと舌を出していたりします。
自分を責めるタイプはプライドが高い
自分を責めるタイプは、叱られると、落ち込んだり申し訳なさそうにしていても、内心では「今やろうとしてたんだよ!」とか「わかってるよ、そんなこと!」といった具合に怒りをフツフツさせたりして…。このタイプは、コンプレックスが強いようでいて、プライドは高く、失敗して傷つくことを人一倍怖れています。
過去のミスのトラウマなどから、「失敗するなら、やってもしょうがない」とか「そんなこと言うなら、もう何もやらない」と、心を固く閉ざしていたりするんです。
熱量や反抗心、認められたい願望の裏返しが、「怠惰さ」に表れている
いずれにしても、このふたつのタイプは、人や世界のためにサービス精神を発揮したくない、発揮するのが怖い、という気持ちを潜在的に抱いています。愛情や思いやりを他者に与えても、受け取ってもらえないかもしれないと怖れてハートを閉じている、とも言えるし、少しケチケチしている、とも言えるでしょう。
「やるべきこと」に対して、あるいは、「やるべきこと」を指示する人に対しての、熱量や反抗心、認められたい願望の裏返しが、「怠惰さ」に表れているケースは多いでしょう。
■第1位は、「自分だけ楽をして!」と非難されがちな「魚座」の女性
魚座の女性は甘え上手とも言われますが、それは「ひとりでは生きられない人の弱さ」を良く知っているため、ではあるのだけれど…。周囲の目からすると、その姿勢が「ずるい」と見えることは多いかもしれません。
「人にやってもらう」ということを促す手腕は天才的な魚座
「人にやってもらう」ということを促す手腕は天才的。自分からお願いするのではなくて、相手のほうに「助けてあげなきゃ」と思わせてしまうのです。できない、わからない、むずかしい、と肩をすくめてしょぼんとして…。そんなふうに情に訴えかけ、結局、周囲の人は、見捨てたらかわいそうなんじゃないかと思って、つい助けてしまったりするのです。
好意を抱き合う関係であれば「怠惰」とは思われませんが、そうでない関係では、「自分だけ楽をして!」と非難されがちでしょう。無意識的な場合もあるけれど、けっこうな比率で確信犯だったりします。
自制するのも苦手。際限なくルーズになり得るのも魚座の特徴
人にリードしてもらって、自分はその後をついていくだけ…。というのが魚座好みの行動パターンなので、リードしてくれる人、自分を守ってくれる人がいない状況にあると、日がなぼーっと過ごしてしまいがち。
自分で自分のライフスタイルを秩序立てるのが得意ではないので、ひたすら眠る時間が長くなったりすることもあるでしょう。自制するのも苦手ですから、ダラダラし始めたら、際限なくルーズになり得るのも魚座の特徴のひとつです。
■第2位は、「面倒から逃げること」にはセンス抜群の「双子座」の女性
双子座の女性は、好奇心のアンテナも鋭く、フットワークも軽いほう。一見、あまり怠惰なイメージはないかもしれないけれど、「面倒なことから逃げること」に関しては、天才的なセンスを持っていたりします。
サボり方や言い訳のテクニックに秀でているのも、双子座の特徴
元々頭の回転が速いので、話の流れで、これからちょっと面倒な状況になりそうだ、となるといち早く立ち去ったりして…。サボり方や言い訳のテクニックに秀でているのも特徴です。
面倒なことをなんとか簡単に済ませようと、工夫することに長けていったりはしますが、基本的に、コツコツと同じことをやり続けるのは苦手。義務や責任、ルールや制限なども嫌う傾向にあります。好きなことを好きなように、好きなだけやって、好きなときにやめる…。そんなふうに、気ままに好きなこと三昧な生活こそ、双子座の理想だったりするのです。
先延ばしできるものは先延ばし、やらないで済むならやりたくない双子座
好奇心のままに忙しく動く場合もありますが、ただただ気の向くままネットサーフィンして一日を終えることも少なくないかもしれません。
気乗りのしない作業からは、できるだけ逃げたいので、先延ばしできるものは先延ばしにするし、もしやらないで済むなら、やりたくないと思ったりします。
■第3位は、どっしり感がお尻の重さになる「牡牛座」の女性
大地のエレメントの不動宮に分類される牡牛座は、「地に足の着いたどっしり感」を持つ一番の星座。ゆえに、牡牛座の女性に落ち着きがあるのは当たり前だとも言えるのですが、どっしり感も良し悪しで、場合によっては、お尻の重さ、愚鈍さや怠慢さ…となってしまうことがあるのです。
決めるのに時間がかかり、決めても動き出すまでに時間がかかる牡牛座
やろうと決めたらコツコツ取り組んでいく努力家で、持続力もあるほうなのですが…。決めるまでに時間がかかるし、決めても動き出すまでにまた時間がかかったりします。どんどん先延ばしして、結果、ただ怠慢な時間を過ごしただけ…となることも。
牡牛座の口癖は、「え~面倒くさい」かも!?
基本的にじっとしているのが得意なので、あまりみずから動くことはしないし、現状を変化させることにストレスを感じがち。「え~面倒くさい」が口癖となっている牡牛座も少なくないことでしょう。
ただ、みずからの居場所の心地良さ、身体の快適さにはこだわるほうで、長い時間のんびり過ごすことがあっても、食事や運動において怠惰になり過ぎることは、少ないかもしれません。
■第4位から7位は、水瓶座・蠍座・獅子座・射手座の女性
第4位は「水瓶座」の女性。生真面目さを要求されると、反抗して怠けたくなる
独特の感性を持つ水瓶座の女性。周囲の大多数の人とペースや考え方がズレていてもなんのその。自分だけが浮いていても気にしないばかりか、返って自由にのびのびできる、と思ったりするのです。
周りが忙しくて慌てていても、何かに熱くなっていても平常心。というより、逆にやる気をなくしたりするのです。あまのじゃくな気質を持つのも水瓶座の特徴のひとつで、周囲や目上の存在などから、押し付けられるように生真面目さを要求されると、反抗して怠けたくなるような一面もあります。
ルーティンな生活より、自分のリズムで過ごすほうが好きなので、リモートワークが主流の時代がくるかもしれない昨今、内心ガッツポーズの水瓶座もいるのではないでしょうか? 元々オタク傾向も持っているので、引きこもるのも、それほど苦ではないはず。職場のルールも上司の目も、締め切りも、自分を縛るものはないほどいい、と思っていることでしょう。
第5位は「蠍座」の女性。いったん心が折れると、極めるくらいの怠惰さに陥る
蠍座の女性は、一度関わりを持った物事には、深い思い入れを抱く傾向にあります。情の深さゆえ、そこから抜け出せなくなったり、依存心を持つようになったり…。腐れ縁や良くない習慣なども引きずりがちだったりします。
いったんルーズな生活に慣れてしまうと、そういう自分が本当の自分であるかのように思えてきて、自分でもそこから抜け出せる気がしなくなったりして…。誰か面倒を見てくれる人がいれば、パラサイトな生活に甘んじて過ごす…という場合も。
ストイックな探求心を持つ一方、いったん心が折れると、極めるくらいの怠惰さに陥ることもあります。
第6位は「獅子座」の女性。人のためにはあまり頑張らない怠け者
獅子座の女性は、「自分らしさ」を大切にしていて、同性にも異性にも媚びるような振る舞いをすることを好みません。媚びない潔さは獅子座の魅力ではあるけれど、その心には、「そのままの自分を愛してほしい、認めてほしい」という、強い承認欲求が宿っていたりします。
つまり、自分はあくまで「そのまま」なのです。自分は要求するのに、人の要望を聞きたがらないので、身近な人からは「怠慢」と思われることはあるかもしれません。ワガママさの度が過ぎると、自分のためにはメイクもおしゃれも頑張るけれど、人のためにはあまり頑張らない怠け者…となりがちです。
第7位は「射手座」の女性。プチ逃亡をして怠ける…という経験を持つ人も
射手座の女性は、いつも何かにチャレンジしていたり、アクティブなタイプが多いけれど、忙しいのが好きなわけではなく、本当はのんびりと風に吹かれながら旅をしていたい…といった願望を、その心の奥に秘めていたりします。
気ままな旅人への憧れが強く、やるべきことに追われる日々から逃げたくなり、「あぁ…どこか遠くに行きたい」と思うことも度々あるでしょう。実際にプチ逃亡をして怠ける…という経験を持つ人もいるかもしれません。
■第8位から11位は、天秤座・牡羊座・蟹座・山羊座
第8位は「天秤座」の女性。美意識が高い分、怠惰さにハマり込むことは少ない
その場の空気を読むのが上手な天秤座の女性。「ちゃっかりしている」という点では、上位の星座です。この場合はどちらについていたら有利か、といった情勢を読む絶妙なセンスによって、窮地に陥ることなくラクをしたりして…。
基本的に「優雅さ」や「スマートさ」を好むので、みずから汗水流して頑張るような状況に踏み込むことはありません。美意識が高い分、怠惰さにハマり込むことは少ないものの、できればいつも「高みの見物をしていたい」と思っていたりします。
第9位は「牡羊座」の女性。へそを曲げて怠惰になることもある
負けず嫌いな牡羊座は、負けが込んでしまったりすると、「もう何もしたくない」と心理的に引きこもってしまうことも。
どうせ負けるならやらない、言われてやるのは気が進まない…と、へそを曲げて怠惰になることもあります。ですが、元々持続力に欠けるほうなので、落ち込み続けるのも飽きて、次第に動き出していったりします。
第10位は「蟹座」の女性。トラブルを抱えると、心を塞いで何をするのも億劫に
サービス精神旺盛な蟹座は、基本的に、仲間や家族のため、大切な存在のために、いつも力になりたいと思っています。
人付き合いに恵まれている場合は、怠惰さに陥ることはないものの、コミュニケーションにトラブルを抱えると、心を塞いで何をするのも億劫になる場合があります。
第11位は「山羊座」の女性。怠ける時間の中でも色々熟考して何かをつかむ
山羊座の女性は、社会性に富んでいるだけに、女性としてのたしなみも忘れないうえ、責任感も強く、義理堅い気質の持ち主。「怠惰」とは程遠いパーソナリティーではあるものの、プライドの高さゆえに、ミスをしたり批判を浴びたりすると罪の意識にさいなまれ、一時的に何も手につかなくなって、怠惰になることはあります。
ですが、怠ける時間の中でも色々熟考して何かをつかんだりして…。ただでは起きないたくましさを持つのが山羊座の女性なのです。
■第12位は、怠惰という二文字には無縁。無駄を嫌う「乙女座」の女性
気配り上手な乙女座の女性は、有能なセクレタリーとしての資質を持つと言われます。細やかな気遣い、的確なスケジューリング、危機管理センス…などなど。怠惰という二文字は、乙女座にはほとんど縁がありません。
ずっと怠けているほうが返って疲れてしまう乙女座
無駄を嫌うので、もし、何もしないで数時間ぼーっと過ごしてしまったりしたら、取り戻すべく、次の数時間は何か意義あることをやろうとするでしょう。
自省の心も強いほうなので、何かミスをすればどんと落ち込んで気力を失うことはありますが、じっとしているのもソワソワするだけ…。何が悪かったか、どうしたら修正できるか、どう謝ったらいいか…と、作戦を練ることや反省することに忙しくて、怠惰ではいられないのです。
日頃の緊張感や気疲れの度合いは人一倍ですが、ずっと怠けているほうが返って疲れてしまう…。そんな働き者気質なのが乙女座なのです。
■「お願いします」と素直に言える「魚座」の女性をお手本にするには?
1位の魚座は、ただ単に甘え上手でちゃっかりしているだけではありません。いざというときに「ごめんなさい」や「お願いします」と素直に言える、というのが、実は魚座女性の最大の強みだと言えるのかもしれません。
「お休みをください」と言えるムードを作り出すには、魚座マインドが欠かせない
頭を下げる心の中に、ちゃっかりしている部分や計算がないとは言えないけれど、でも、人はひとりで生きているわけではないのだから、余裕のある人の手を借りることって、ダメなことではないはず。
怠けたい気持ちから人任せにするのはNGだとしても、「お休みをください」と言えるムードや仕事環境をつくり出すのは、こうした魚座マインドが欠かせないと思うのです。
「助けてください」とお願いする姿勢が、これからますます必要になる
社会情勢が大きく変動していくこの時世のなかでは、ひとりでは乗り切れないこと、ひとりでは戦えないことが、多かれ少なかれ出てくるもの。信頼して任せたり、自分には難しいから助けてくださいとお願いしたりする姿勢は、これからの時代、ますます必要なことになってくるのではないでしょうか。
自分には難しいことなら、誰かの手を借りてやって、手の空いた自分は何か他のことを頑張ればいい。頑張れることが今は見つからないなら、ひとまず英気を養っておく。安心して任せる、信頼してお休みする。
そうした姿勢も、自立心の強い働き者タイプには、レッスンが必要かもしれません。このスタンスを身につけると、今までひとりで頑張ってきた人ほど、魅力と活躍の幅を広げていくことになるでしょう。自分を少し楽にしてあげるレッスン、やってみませんか?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部