【目次】

4つのルールを守り快適な一ヶ月を


5月前半(1日~15日)の場合:1日の平均気温は最低15度~最高24度前後

暑すぎも寒すぎもしない、爽やかな気候を満喫できる5月。ブラウスやカットソーといった「長袖トップス」や「ワンピース」で、お出かけを軽快に楽しめる絶好のシーズンです。ただし日中と朝晩で10度近く寒暖差があるためご注意を。ジャケットなど「軽アウター」を持ち歩き、適宜調節を心掛けましょう。

【1】ブラウス・カットソーといった「長袖トップス」「ワンピース」で、軽快なおしゃれを楽しめる
【2】寒暖差に対応する「軽アウター」(ジャケット等)必須

5月後半(16日~31日)の場合:1日の平均気温は最低17度~最高26度前後

5月後半にもなると、日中の気温は25度を超えることも。人によっては、「半袖」で過ごしても丁度いいくらいの気候です。ただし寒暖差は大きいので、カーディガンなどの「はおり物」や、ジャケットといった「軽アウター」は、忘れず携帯しましょう。

【1】日中は「長袖トップス(ブラウス、カットソーなど)」「ワンピース」1枚で軽快に
【2】寒暖差に対応するため、「はおり物(カーディガン等)」、「軽アウター(ジャケット等)」の携帯を

5月上旬の服装(1日~15日)


【長袖トップス+軽アウター】

ライダースジャケットでスティックパンツを辛口リッチに導いて

パンツ(Theory)シャツ(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、サングラス(アイヴァン PR)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/ BY:『Precious9月号』小学館、2020年
ジャケット[ベルト付き]¥138,000(チンクワンタ)、カットソー¥7,800(スローン)、ピアス¥479,000・ブレスレット¥516,000・リング¥400,000(フレッド)、バッグ¥279,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥62,000(ゴールデン グース 東京店)

季節をスライドするコツはレザーが醸すリッチなコク。スポーティなライダースで取り入れれば、端正なパンツと調和してスタイリッシュ・カジュアルな雰囲気に。さらにバッグやスニーカーのディテールでシルバーの艶をトッピングすると、モノトーンの装いにエッジの効いた遊び心が息づいて…。大人の女性らしいおしゃれの余裕を感じさせます。

定番のかっこよさが今季は最旬に!差をつけるのは洗練された小物使い

ジャケット・カットソー(マディソンブルー)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ピアス・ブレスレット(ドゥロワー 青山店〈オール ブルース〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ビームス ハウス丸の内〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・カットソー(マディソンブルー)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ピアス・ブレスレット(ドゥロワー 青山店〈オール ブルース〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ビームス ハウス丸の内〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ネイビージャケット×ネイビーカットソー×ブルーデニムという定番スタイルに、差をつけるのは洗練された小物使い。自然な光沢を浮かべたリネンツイルのテーラードジャケットのこなれ感に、今っぽさを加える適度な色落ちデニムを選び、シルバーの小物使いでエッジを効かせると、都会的なムードに仕上がります。

ビッグシルエットに細身の黒デニムでボーイッシュな味わいを

ジャケット(カオス表参道〈カオス〉)、カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク〈ティファニー〉)、バッグ(ドゥロワー 丸の内店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ジャケット(カオス表参道〈カオス〉)、カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク〈ティファニー〉)、バッグ(ドゥロワー 丸の内店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

クラシックモダンな黒ジャケットには、カジュアルなオンスタイルが似合う。きれいめデニムと男靴で辛口に。パールネックレスと巾着バッグの白で愛らしさを投入して。

カジュアル要素を加えることで、黒ジャケットが鮮度アップ

靴『エゼ』(トヨダトレーディング〈フィリップモデル〉)、ジャケット(マディソンブルー)、カットソー(サード マガジン)、パンツ(rag & bone 表参道店)、ブレスレット(ミスイ 伊勢丹新宿)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『エゼ』(トヨダトレーディング〈フィリップモデル〉)、ジャケット(マディソンブルー)、カットソー(サード マガジン)、パンツ(rag & bone 表参道店)、ブレスレット(ミスイ 伊勢丹新宿)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

スモーキングジャケットに、黒デニムを合わせたビターな黒の着こなしに、スニーカーやロゴTの爽快な「白」をアクセント使い。夏の黒こそ、「白」の差し色使いが効果的です。トレッキングシューズのディテールとランニングシューズのはき心地を両立させたスニーカーは、イタリア製の素材を組み合わせて、複雑なパターンを描くデザイン。かかと部分のラバーソールが4.5cmあり、歩きやすさを叶えるクッション性の高さも魅力です。

シーンレスで楽しめる、モノトーンに徹したクールな着こなしが新鮮

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

チャコールグレーのタックパンツと、黒のスモーキングジャケットでスタイリッシュに決めて。都会に映えるモダンな配色を楽しむように、靴も黒のエナメルスリッポンでシャープに。重たい印象にならないよう、マディソンブルーの白のロゴTやパールネックレスで、清潔感を添えるのも忘れずに。

キレ味のある辛口モノトーンに女らしさを与えてくれるリッチキャメルのグロス効果

ジャケット(ディースクエアード 東京〈ディースクエアード〉)、ブラウス(アパルトモン青山店〈ティビ〉)、パンツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ベルト・バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年
ジャケット(ディースクエアード 東京〈ディースクエアード〉)、ブラウス(アパルトモン青山店〈ティビ〉)、パンツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ベルト・バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

フォーマル感を重視するなら、モノトーンをベースにするのがおすすめ。キャメル色の小物が、辛口配色に女らしさと軽やかさを授けてくれる。

ベージュみやブラウニッシュな色調でまとめたオールカーキの装い

ジャケット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、ブラウス(Philo〈MOUJIC〉)、パンツ(ブラミンク)、バッグ(Theory luxe〈Gianni Chiarini〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年
ジャケット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、ブラウス(Philo〈MOUJIC〉)、パンツ(ブラミンク)、バッグ(Theory luxe〈Gianni Chiarini〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

わずかに光沢を浮かべたカジュアルな雰囲気のテーラードジャケットとセミワイドパンツを、茶系のニュアンスを含んだカーキで統一感をもたせた着こなし。グラデーションの色合わせの妙が、趣味のよさを漂わせる。やわらかなアイボリー色のブラウスで抜け感をつくるのもポイントに。

成熟したエレガンスはキャメル×黒の辛口配色で

ジャケット(アマン〈カバナ〉)、ブラウス(wb)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(アマン〈カバナ〉)、ブラウス(wb)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役のジャケットは、ウール地にボンディング加工を施し、ハリを与えたスポーティなテーラード。ヒップを覆うたっぷりとしたロング丈が特徴です。着こなす際には、可憐なボウタイ付きのブラウスをインにして、襟元を優しく和らげる工夫を。ワイドボトムで黒をつなげれば、こっくりとしたキャメル色との大人配色が完成します。ワイドパンツは、フェミニンな落ち感のあるものを選べば、立ち姿もエレガントに見せられます。

まじめな印象になりがちなスーツは、厚底スニーカーや斜めがけのバッグで軽快に

靴(アストラット新宿店〈アン アワー アンド ア シャワー〉)、ジャケット ,000・パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、カットソー(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴(アストラット新宿店〈アン アワー アンド ア シャワー〉)、ジャケット ,000・パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、カットソー(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

リネンのセットアップをベースに、白のカットソーや斜めがけバッグでカジュアルな要素を加えて軽やかさを演出。足元にコーデしたパリ発の注目ブランドが手がける一足は、ケーキなどの繊細なスイーツをイメージさせる、曲線使いが特徴的です。

ジャケット・カットソー・パンツ・ベルト・ピアス(コロネット〈フォルテフォルテ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈THUYHUE〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ジャケット・カットソー・パンツ・ベルト・ピアス(コロネット〈フォルテフォルテ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈THUYHUE〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

シックカラーを選んで装いに奥行きを与える「なじませテクニック」を活用したコーディネート。コットンリネンのジャケットにラメが光るリボンベルトでリッチ感を添えて。ベルトの先端を垂らして、こなれ感のあるジャケットスタイルに。

涼しげな素材ミックスと淡色の陰影で仕上げる、迫力リッチな着こなし

パンツ(MOGA)、トップス(ebure)、ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、イヤリング・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年
パンツ(MOGA)、トップス(ebure)、ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、イヤリング・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

繊細な素材とやわらかな色で全体をまとめることで「とろみワイドパンツ」のラグジュアリーな個性が生きる。シンプル&クールな小物で甘さを抑えるのが大人のバランス。パンツはなめらかさとしなやかさのあるウール混素材。後ろゴム仕様のウエストに、同素材の幅広サッシュベルトを結ぶデザイン。サッシュベルトには同色の糸で手仕事風ステッチを施している。

【ワンピース+軽アウター】

シックなトーンonトーンを、遊び心のある小物で印象的に

ジャケット(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ 1901〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、ブローチ( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ジャケット(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ 1901〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、ブローチ( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

優美なシルク素材のワンピースに同色のネイビージャケットを重ねれば、優雅な知的スタイルの完成。アクセントカラーが配されたバッグやドット柄ストール、パール付きフラットシューズで軽やかな遊び心を添えて。

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

テーラードジャケット×プリントワンピースという定番スタイルに、ジュエリーを添える感覚でグリッターパンプスの輝きとナチュラルなロングネックレスを添えたスタイリング。パンプスは大人の女性に人気を誇るポインテッドトウパンプスが得意なジミー チュウから久々に登場した新しいモデル『ラブ』。ノーズ長めの尖ったトウに、今どきのエレガンスが集約されています。

流行のグリーンを効かせて品格モードな着こなしに

ジャケット/右とじ。ワンピース(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、時計(IWC SCHAFFHAUSEN)、ペンダント(ストローラーPR〈リューク〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ジャケット/右とじ。ワンピース(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、時計(IWC SCHAFFHAUSEN)、ペンダント(ストローラーPR〈リューク〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

仕事スタイルに理想的な信頼感もエレガンスも備えた、王道のボウタイワンピース。注目度上昇中のクラシックなダブルジャケットと合わせてみずみずしいモード感を醸し出すことで、旬テイストに更新できます。

ジャケットのそで口をロールアップして大人の余裕を表現

時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ジャケット・ワンピース(マディソンブルー)、ポケットチーフ(ドレイクス 銀座店)、ピアス( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ジャケット・ワンピース(マディソンブルー)、ポケットチーフ(ドレイクス 銀座店)、ピアス( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

パールボタンが大人かわいいカーキベージュのコットンジャケットに、フォレストグリーンのフィット&フレアワンピースの組み合わせ。アクセサリーに頼らなくても絵になる着こなしだから、そでをロールアップしてメンズライクな本格時計で、ラグジュアリー感を小粋に表現。洗練された見せ方で、大人の余裕を感じさせて。

ワンピース・ジャケット・ピアス・バッグ( ブルネロ クチネリ ジャパン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース・ジャケット・ピアス・バッグ( ブルネロ クチネリ ジャパン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

軽やかなチュールに、幾何学柄の刺しゅうとスパンコールを職人が施した、芸術品さながらに美しいワンピース。取り外し可能なリネン素材のコルセットベルト付きで、ヌーディなカラーでもメリハリのきいた着こなしを楽しめます。同色のシルク混クレープ素材の裏地が付いており、なめらかな肌触りをキープ。フォーマルなシーンには、サマーウールのダブルジャケットをはおり、フェミニンなワンピースを端正に仕上げて。

ワンピース( ストラスブルゴ)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ベルト(エリオポール代官山〈メゾン ボワネ〉)、傘(トラディショナルウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース( ストラスブルゴ)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ベルト(エリオポール代官山〈メゾン ボワネ〉)、傘(トラディショナルウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

シャリッとしたシルクタフタ素材のワンピースは、深みのあるネイビーが知性を香らせるポイント。比翼仕立てのバンドカラーで、きちんと感もありシーンを選ばず活躍する頼りになる一枚です。インパクトのあるレザーベルトやローファーをポイントに、ほんのりトラッドテイストで仕上げて。

颯爽としたエレガンスを意識したフラットパンプスで、甘さ控えめに軽やかに!

靴(セルジオ ロッシ)、ジャケット(トレメッツォ〈タリアトーレ〉)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ネックレス・バングル(アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
靴(セルジオ ロッシ)、ジャケット(トレメッツォ〈タリアトーレ〉)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ネックレス・バングル(アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ゴールドボタンがリッチなチョコレートブラウンのカシミアジャケットとジョーゼット素材の長そでプリントワンピースは、クラシカルな女らしさが魅力。そこに、ゴールドのメタルパーツが印象的なフラットパンプスを投入すれば、オフィスでも好印象なはつらつとしたエレガンスが香ります。

ワンピース・ベルト(ブラミンク)、サングラス(サンライズエージェント〈ティエリー ラスリー〉)、ファリスのピアス・アンコモンマターズのバングル(エストネーション)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース・ベルト(ブラミンク)、サングラス(サンライズエージェント〈ティエリー ラスリー〉)、ファリスのピアス・アンコモンマターズのバングル(エストネーション)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

シルクのとろみ感を生かし、ていねいなプリーツを施したシャツワンピースは、清潔感と優美な印象を併せもつ優秀な一着。ブラウンのジャケットを重ねたら、仕上げに奥行きのあるオリーブ色の小物をちりばめて、ハンサムな着こなしに。

ネイビー×黒のシックな顔立ちに女らしさが香り立つ

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のワンピースはしなやかな落ち感がエレガント。ウエスト部分はゴムになっているので、着心地も抜群。
ノーカラーのレザージャケットをはおって、やや辛口に仕上げたスタイル。細ベルトの金具がアクセントに。

トラッドニュアンスをストールで効かせてこなれた華やぎエレガンス

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(トラデュイール)、ストール(ドゥロワー 丸の内店〈ジョシュアエリス〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(トラデュイール)、ストール(ドゥロワー 丸の内店〈ジョシュアエリス〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

レザージャケットでキリリとした辛口スパイスを添えて、キャリア感を演出。女性らしい一着が新鮮でこなれた表情に。

【大きめシャツをアウターに!】

オーバーサイズシャツをアウター感覚でかっこよく!

シャツ『SUNDAY』・カットソー・パンツ・バッグ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年
シャツ『SUNDAY』・カットソー・パンツ・バッグ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ドロップショルダーで、気負いなく着られるビッグシルエットのシャツは、アウターシャツとして、さらりとはおるのもおすすめ。リラックスしながらも白×ネイビーでまとめて、知的なカジュアルに。

「ミドルグレー×ブラック」なら、辛口でかっこいい着こなしが完成

シャツワンピース (ebure)、アバティの長袖カットソー・エアロンのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、ブレスレット(ラリック ジャパン)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
シャツワンピース (ebure)、アバティの長袖カットソー・エアロンのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、ブレスレット(ラリック ジャパン)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

黒の占める割合を増やし、グレーの着こなしをハンサムに。全体の印象が辛口になりすぎないよう、はおる気分で着るシャツワンピースなど、装いのなかにしなやかに揺れるアイテムを用いましょう。

5月下旬の服装(16日~31日)


【Tシャツ+軽アウター】

オーソドックスな黒こそ、旬の一着にアップデート

ジャケット・パンツ(カオス表参道〈カオス〉)、Tシャツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(マダマ伊勢丹新宿店)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ(カオス表参道〈カオス〉)、Tシャツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(マダマ伊勢丹新宿店)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

シンプルな黒のスーツこそ、吟味したいもの。艶感と光沢のある高級モヘアとウールをブレンドした素材や、端正で緻密な縫製と仕立ては本格派。それでいて細身で、女性らしさが漂うシルエットの一着は、着回し力も高い実力派。今なら白Tシャツを合わせ、抜け感を加えて着るのが素敵。

ネイビーとブラウンのハンサムな色合わせで小粋なカジュアルを極める

マックスマーラのジャケット・Tシャツ・エス マックスマーラのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バングル ヒロタカ・ハム(showroom SESSION)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
マックスマーラのジャケット・Tシャツ・エス マックスマーラのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バングル ヒロタカ・ハム(showroom SESSION)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ともすると堅く見えがちなネイビージャケットも、フリンジ仕上げやゴールドボタンのあしらいがあれば、親しみやすさが生まれて。白Tやコットンのパンツと合わせて、余裕が漂う小粋なおしゃれを。バッグと靴をブラウントーンで統一し、イタリアマダムが愛する「ネイビー×ブラウン(アズーロ・エ・マローネ)」の配色を楽しみたい。

デコルテからのぞく白が爽快さを演出

Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ
イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ(プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年
Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ(プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ジャケット着用時こそ、涼やかに凛とありたいもの。背抜きのジャケットのインには、風通しのよい薄手の一枚が好相性。

【トップス+カーディガン】

リブ・ロング・ウエストイン計算された縦ラインで細見えスタイルを実現

アリュードのロングカーディガン・ステファノ モルタリのブラウス・アルトのスカート(三喜商事)、ネックレス(ウールン商会〈ペセリコ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、傘(ヴァルカナイズ・ロンドン〈フォックス・アンブレラ〉)、靴(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年
アリュードのロングカーディガン・ステファノ モルタリのブラウス・アルトのスカート(三喜商事)、ネックレス(ウールン商会〈ペセリコ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、傘(ヴァルカナイズ・ロンドン〈フォックス・アンブレラ〉)、靴(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

カーディガンのカジュアル度を軽減するには、全体を洗練配色にまとめることがいちばん。ブラウスをボトムインして、縦長シルエットを計算しました。

カーディガンのボタンでウエスト位置をマークし、気負わずスタイルアップ

アリュードのカーディガン・ステファノ モルタリのカットソー(三喜商事)、スカート(VINCE 表参道店)、ネックレス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年
アリュードのカーディガン・ステファノ モルタリのカットソー(三喜商事)、スカート(VINCE 表参道店)、ネックレス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ベルトマークはウエスト周りが目立ちそうで苦手…。そんな人にもおすすめなのが、ひとつボタンのカーディガンを使ったXシルエットづくり。すそがひらりと揺れるミディ丈のスカートと合わせれば、気になる部分をカバーしつつ、バランスのよい着こなしへと仕上がる。

Aライントップスと細身パンツで洗練された夏スタイルに

カーディガン・ノースリーブトップス・ベルト付きパンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ネックレス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年
カーディガン・ノースリーブトップス・ベルト付きパンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ネックレス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

リネンシルクのカーディガンと中に合わせたシルクトップスは、すそに向けてゆるやかに広がるシルエットが秀逸。グレーのストライプは、縦ラインを強調し、視覚効果ですっきり見せる効果も。上半身にゆとりをもたせたぶん、合わせるボトムは細身の9分丈パンツでメリハリを。

辛口カラーを重ねて仕上げる知的モードなパンツスタイル

カーディガン(スローン)、トップス(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(スローン)、トップス(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

品のあるバッグを、白のノースリーブトップスとベージュのパンツのコーデに投入。グレイッシュカーキの辛口のニュアンスが、淡色配色に深みと自然なメリハリを生み出し、洗練された印象に導きます。カーディガンの前を開けてはおると、白のボタンが縦ラインを強調してすっきりスタイルアップできます! 

上品な輝きをたたえたシャンパングラデーションで定番パンツがランクアップ

マックスマーラのカーディガン・ニット・靴・スポーツマックスのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
マックスマーラのカーディガン・ニット・靴・スポーツマックスのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

白からシャンパンベージュにいたる優しい女らしさに満ちたシャイニー・グラデーションに、クリアな白いパンツの効果は絶大。淡いベージュにラメのストライプをあしらった上品な輝きが魅力のアンサンブルニットをはおれば、肩の力が抜けた美しい日常スタイルに。そこにやや渋めガンメタリックのバッグを加えると、着こなしに奥行きが生まれ、鮮度の高い着こなしが完成。

ドライな色味を重ねたパンツスタイルにゴールドサンダルで女らしさを!

パンツ(マディソンブルー)、サンダル(ブルーベル・ジャパン〈フランチェスコ ルッソ〉)、カーディガン・ニット(スローン)、帽子(ビームス 公式オンラインショップ〈グリッロ〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈アーレム〉)、ピアス・ブレスレット・リング(TASAKI)、バッグ(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
パンツ(マディソンブルー)、サンダル(ブルーベル・ジャパン〈フランチェスコ ルッソ〉)、カーディガン・ニット(スローン)、帽子(ビームス 公式オンラインショップ〈グリッロ〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈アーレム〉)、ピアス・ブレスレット・リング(TASAKI)、バッグ(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

ほんのり艶のあるリネン素材のスティックパンツと、薄手ニットのアンサンブルをこなれた印象の着こなしに。カーキ×ベージュ×ゴールドのさりげない色合わせの妙が趣味のよさを漂わせるコーディネートは、女友達からも好感度が高いカジュアルスタイルです。肌なじみのいいメタリックゴールドのサンダルが、脚長効果とともにラグジュアリーなムードも加えます。

ライトグレーの気品を授けるソフトな色調の配色テクニック

トップス(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、カーディガン(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年
トップス(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、カーディガン(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

カーディガンとパンツの、グレーみを帯びた濃淡カーキを繊細になじませるライトグレーのトップス。ていねいに色を重ねたカーキスタイリングは、大人の気品が香るようなたたずまい。

靴(セルジオ ロッシ)、パンツ(TOMORROWLAND〈TOMORROWLAND collection〉)、Tシャツ(ebure GINZA SIX店〈ebure〉)、ニット(スローウエアジャパン〈ザノーネ〉)、ピアス・ネックレス(ダミアーニ 銀座タワー)、時計(オメガ)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/池田 敦 BY:『Precious4月号』小学館、2021年
靴(セルジオ ロッシ)、パンツ(TOMORROWLAND〈TOMORROWLAND collection〉)、Tシャツ(ebure GINZA SIX店〈ebure〉)、ニット(スローウエアジャパン〈ザノーネ〉)、ピアス・ネックレス(ダミアーニ 銀座タワー)、時計(オメガ)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/池田 敦 BY:『Precious4月号』小学館、2021年

スクエアトウとクロップドワイドを主軸にすれば、白Tシャツの装いもひときわスタイリッシュに。靴のフロントに艶めくメタルプレートが、リッチな華やぎを添えて。

【ワンピース+カーディガン】

鮮やかなコントラスト配色でキレのいい女力を感じさせて

カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

王道のエレガンスが香る黒のワンピースに肩がけして、こなれ感を演出。ライトベージュのショルダーバッグで抜け感を演出するのが、軽やかに見せる決め手です。トラデュイールのカーディガンは、肩がけしたときにも美しく見えるつくりに注目。ラグランスリーブは肩に自然に収まり、短めのそで丈のおかげで、ルーズに見えないなど、細部にまで気が配られています。

爽やかで知的。好印象を約束するコーディネートを今っぽく

カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

優しい風合いのカシミアシルクのロングカーディガンが、コットンワンピースにラグジュアリーなムードをもたらして。

優雅に躍動するロング丈レイヤードは幅広ベルトをONすることで、脱・膨張!

ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

プリントワンピースにインパクトベルトを合わせて、スタイルアップを実現したコーディネート。ロングワンピースとロングカーディガンの迫力レイヤード。幅広の黒ベルトで引き締めて、大人のオフィスシーンにふさわしい、リラックスしたかっこよさを演出します。ワンピースから足元へ目線を誘う、黒のインパクトヒールサンダルで、すっきり感を加速!

ナチュラルなカラートーンにきれい色のバッグで遊び心を添えて

カーディガン(コロネット〈アバティ〉)、ワンピース(エリオポール代官山)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
カーディガン(コロネット〈アバティ〉)、ワンピース(エリオポール代官山)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

シティ・リゾートへの旅で、アクティブに動く日を想定したスタイリング。リネンのシャツワンピースに、カーディガンを重ねて、シックな街並みに似合うカラートーンに。アクセントに、旅のワクワク気分を盛り上げる、カラフルなバッグを携えて。

【大きめシャツをアウターに!】

さらりとはおったシャツワンピースにリズムをもたらす細ベルトの効用

ワンピース(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、タンクトップ(Theory luxe)、デニム(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年
ワンピース(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、タンクトップ(Theory luxe)、デニム(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

シャツワンピースのウエスト位置のボタンを留め、ロープベルトでアクセントをつけて、Xシルエットに。重心が上がり、すらりと見える。

ほんのり日に焼けた肌に映える濃厚ブラウン&爽快ホワイトで小粋なパンツカジュアルに

パンツ(rag&bone表参道店)、シャツワンピース(エスケーパーズオンライン〈ブーリエンヌ〉)、Tシャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ネックレス(アダワットトゥアレグ)、バングル(チェルキ〈ラクア〉)、バッグ(HAUNT代官山/ゲストリスト〈パロロサ〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ¥29,000(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース¥49,000(showroom SESSION〈サヤカ ディヴィス〉)、Tシャツ¥8,500(スリードッツ青山店)、ストール¥15,000(三喜商事〈イレブンティ〉)、バングル/上から¥22,000・¥13,000・¥18,000(アパルトモン青山店〈ベン アミュン〉)、バッグ¥49,000(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴¥70,000(JIMMY CHOO)

カシュクール仕立てのシャツワンピースをゆるりと結び、Tシャツ&パンツの合わせにレイヤードするだけで、洒脱な夏の装いへと進化。清潔感のある白のパンツは、ウエストゴムの仕様でエフォートレスな装いが楽しめます。小物もブラウン~ベージュのトーンでシックにまとめて。

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