目元の老化対策といえばシワやたるみケアに集中しがちですが、実はもっと深刻で確実に老け顔に見せている原因がありました。それはまぶたの濁り=「老化色」。

加齢や紫外線に加え、パソコン、スマートフォンなどで目を酷使したり、悪しき生活習慣、間違ったアイケアなどで、あなたの目元はいつのまにかどんより暗く沈み、それがそのまま顔全体の印象となっています。

いったい、まぶたの老化色とは何色で、何が原因かを徹底分析。美白したかのような明るさを取り戻すための解決策を見つけ出しました。

目元には5つの老化色あり。その原因とは?

紫外線、PC、スマホで酷使したまぶたが、老化印象の原因に…
目周りの皮膚が暗く変色! これが顔老けに直結する。

人の視線が集中する目元。明るいか否で顔全体の印象を左右してしまう

目元にある老化色はこの5つ。

目を囲む皮膚であるまぶたが暗く変色していると老け印象に直結。この濁り、メラニンや血行不良が原因のくすみやクマだと思っていませんか?

もちろんそれも原因のひとつですが、まぶたの濁りを分析すると、実は5色もの老化色があるそう! 写真で示したように、原因は色によって違うのですが、重なり合うことで暗さが増し、濁り、疲れた老け印象をつくってしまうのです。

「グレー」は埃やPM2・5などの汚染物質が角質層に堆積して、ヴェールのように覆ってしまうことが原因。

「ブラウン」はいわゆる茶ぐすみですが、紫外線や赤外線、ブルーライトなどの外的刺激によりメラニンの過剰生成が起こると現れます。

「イエロー」は酸化ストレスによるコラーゲンの変性・劣化もそうですが、毛細血管がもろくなると黄色い色素を堆積させてしまうことも原因。

「レッド」は外的刺激によって毛細血管が炎症したり、拡張したりして起こる赤みのこと。

そして「パープル」は眼精疲労による血行不良で毛細血管がうっ血するから。これが加齢により薄くなったまぶたの皮膚を通して紫色に見えるのです。

目元に張り巡らされたこれらの老化色を払拭するには、単なるエイジングケア用では賄いきれなくなっていることをまず知っておきましょう。

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いかがでしたでしょうか? 次回は、最強・目元美白コスメ3選をご紹介します。お楽しみに!

PHOTO :
鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物) 
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
真樹麗子(Precious専属) 
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)