ずばり、「白スニーカー」を取り入れずに、2020年夏のおしゃれは完成しません。大人が取り入れるべきスニーカーの色は迷うことなく、「白」に限定するのが正解です。

それは、目立つ色やデザインで存在感を発揮するのではなく、「白い光」でよそおいを明るく照らすことこそが、「白スニーカー」がもつ最大のメリットだからです。より軽やかに、そして今の空気感をまとった着こなしに欠かせない、「白スニーカー」の魅力をお伝えします!

今、大人の着こなしに「白スニーカー」が必要不可欠な5つの理由

■1:フレッシュな清潔感

すべての光を反射し、清浄なイメージをもたらす「白」は、くすみが気になる大人の着こなしに積極的に取り入れたいもの。

パールのジュエリーをつけると、顔色が冴えるように、「白スニーカー」は、着こなしのイメージを一瞬で明るく仕上げてくれるのです。顔周りの「白」と同様、足元の「白」が与えるクリーンな印象は絶大なのです。

■2:抜け感という余裕

より柔軟に生きることが求められる時代の変化とともに、エレガンスの定義も変わりつつあります。全身をフォーマルなアイテムでそろえてしまうよりも、どこかに抜け感をもたらすことが、センスのいい着こなしの条件に。無理せずに、気負いなく楽しめるスニーカーが大人の余裕を演出してくれます。

■3:頼れる対応力

新しいアイテムに挑戦する際に、検討したいのが、手もちの服との相性がよいかどうか。今まで積み重ねてきたワードローブを大切にしたい大人にこそ、実は合わせるアイテムを選ばない「白スニーカー」が効果を発揮します。パンツでもスカートでも、驚くほどにコーディネートが決まる、まるで救世主のような存在です。

■4:端正なリッチ感

キャリア女性の着こなしで大前提となるのは、好印象を与えるスタイル。スポーツアイテムとは一線を画す、信頼ブランドの上質なスニーカーならば、今までもっていた、スニーカー=カジュアルという既成概念が取り払われるはず。

端正な顔立ちで、たとえホテルのラウンジやレストランでも、気後れすることなく、みずみずしいリッチ感を授けてくれるのです。

■5:しなやかな時代性

オンスタイルが少しずつカジュアル化している時代の流れも影響して、スニーカーを取り入れた着こなしが市民権を得たのは数年前。今では、快適だからという理由ではなく、おしゃれに見えるからというポジティブな理由で選ばれているのです。

そう、定番として愛され続ける、シンプルな「白スニーカー」が大人のワードローブの必需品となったのです。

編集部厳選「白スニーカー」5選

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1.靴「クライマーズ」¥101,000(ヴァレンティノ ジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)、2.靴「ヴィヴ スケート」¥103,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、3.靴「sr1Running」¥79,000(セルジオ ロッシ)、4.靴「LOW TOP」¥74,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、5.「スニーズ」¥72,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)

■1:ヴァレンティノ ガラヴァーニ「クライマーズ」

4.7㎝の厚底ソールがハイテクな印象をもたらす一足で、足元にキレ味をくわえましょう。

■2:ロジェ・ヴィヴィエ「ヴィヴ スケート」

アイコニックなスクエアバックルをサイドに施した一足は、きちんとしたよそおいにもマッチします。

■3:セルジオ ロッシ「sr1Running」

シュータンに添えた、シルバー調のバーメタルが、都会的な雰囲気をもたらします。

■4:ジャンヴィト ロッシ「LOW TOP」

ミニマルに徹したローテクの「白スニーカー」は、なめらかなレザーが質のよさを物語る。上品なカラーのライニングが、おしゃれ心をくすぐります。

■5:サルヴァトーレ フェラガモ「スニーズ」

マットな質感で品よくはけるスニーカーは靴づくりの名門ならでは。ラバーソールのサイドには「ガンチーニ」があしらわれています。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
池田 敦・新垣隆太(パイルドライバー)
STYLIST :
髙橋リタ
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)