下がる、ゆるむ、シワが増えて目そのものが小さく見える…など、「目の形が変わってきた」と実感する30代、40代の女性の方も多いのでは? そこでポイントとなるのは、存在感のある目元を得るための「大人の」アイラインの描き方。
しかし、目尻ラインはどこまで描けばいいのか、その位置は曖昧。目の形を忠実に守り、はみ出すことなく終わってしまっている人も多いと思いますが、それでは引いている意味も、目力アップの効果もないのです! アイラインで最も重要なのは「目尻の処理=止める位置」。そこで、真横に約5mmほどはみ出すように描くことで目の横幅が広がり、目尻も引き上がる「自然な長さの目尻ライン」の描き方を、3ステップでご紹介します。
■まずは、どの描き方でも基本となるこのステップから
![まぶたの中央を起点に、まつげの下から当てていきます](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/f/720mw/img_6f84837b67f009ca9a7fa4bd1a88d880233153.jpg)
まつげとまつげの際を埋める基本の線は、まつげの下からアイライナーの筆を当てて。まぶたの中央→目尻、中央→目頭の順に輪郭に沿って描いていきます。
■1:まつげの上から当て、黒目の上を起点に目尻まで少しずつ描く
![スッスッと少しずつ描きます](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/720mw/img_fd54879d8882a8423cf36b88e13d660e178325.jpg)
まつげとまつげの間を埋め終わったら、次にまつげの上から筆を当てて、ラインに太さを足すように描きます。黒目の上を起点に、目尻まで少しずつ描いていきましょう。
■2:目尻ラインは真横に約5mmのばし、長めに仕上げる
![止め位置に注意して!](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/3/720mw/img_839a7d66716791ee1c7483a116805538150535.jpg)
鏡を正面に置き、目を開けてスッと真横に約5mmのばして長めに描きます。輪郭どおりに下がりラインで描いてしまうとたるみが目立つので、注意が必要です。
■3:たるみ目尻を引き上げ、自然に大きく見えるよう目尻側はやや太めに
![目を閉じた図。目尻のラインだけをやや太めに](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/7/5/720mw/img_7522a9ffaad400b1727da02a27db5e76193799.jpg)
目頭側を太くすると作為的に見えてしまうので、太さは足さないように。黒目上の中央から、目尻のラインだけをやや太めに仕上げて完成です。
以上、「自然な長さの目尻ライン」の描き方を、3ステップでご紹介しました。真横に約5mmほどはみ出すように描くというポイントをおさえるだけで、目の横幅が広がり目尻も引き上がる、基本のアイラインの描き方です。ぜひ試してみてくださいね。
- PHOTO :
- 石倉 和夫
- HAIR MAKE :
- 尾花 ケイコ
- MODEL :
- 真樹 麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川 千佳子、五十嵐 享子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 難波 寛彦