プラスチックバッグ廃止のきっかけは「奈良の鹿」!?つい持ち歩きたくなる中川政七商店のエコバッグ5選
レジ袋完全有料化が2020年7月1日に迫り、エコバッグを持ち歩く人が増えています。
奈良観光の象徴である鹿が、観光客のプラスチックバッグを食べ、体調を崩すという問題がたびたび起こっていたことから、奈良創業の会社として何かできないかという想いがあり、かねてより、マイバッグを推奨してきた奈良の老舗「中川政七商店」には、「エコバッグ」の品揃えが豊富です。
今回は、そんな中川政七商店のエコバッグを5つご紹介します。
■1:マチと持ち手が大きくて大人気の「綿麻エコバッグ」
「こんな機能が欲しい」を形にしたというエコバッグです。たっぷり入って、丈夫で、持ちやすく、見た目もよく、さらに、中にモノを入れたときにシルエットがかわいくなるように計算されています。エコバッグとしてだけでなく、カジュアルスタイルのときのメインやサブバッグとしても活用したくなります。
丈夫な綿と麻を合わせた生地は、やや厚手で重いものを入れた時の安心感を保ちつつ、約150gという軽さ。これなら持っていても負担になりませんね。使わないときは、小さく折りたため、バッグの中でかさばらないのも便利です。一番人気というのが納得のエコバッグです。
■2:官公庁の消防防災用品を手掛けている合羽メーカーと開発した「レインエコバッグ」
業務用の雨具や長靴、官公庁の消防防災用品を手掛けている名古屋市の合羽メーカー「船橋株式会社」と作った日本製のレインエコバッグです。レインという名前だけあって、デュポン社の撥水・防汚機能に優れたテフロン加工を施したナイロン生地が使用され、雨をはじいて中に入れたものを守ってくれます。
ボタンでしっかりと留められるかぶせ布もあり、中に入れたものが外から見えるのを防ぎ、車の運転中に遠心力で荷物が飛び出すのも防いでくれます。雨の日は、傘とかばんで両手がふさがってしまいますが、このバッグは肩からななめ掛けもでき、荷物が増えた時にも安心です。
■3:先染めで織り上げた爽やかな「綿麻しましまエコバッグ」
夏に爽やかな縞模様のエコバッグです。綿と麻を合わせた丈夫な生地で約100gの軽さです。持ち手は、重いものを持ち歩く時に、腕や手に負担をかけにくいように幅広の作りになっています。本体にしっかり縫いとめられ、たくさん荷物を入れても安心です。
布を織る前に染色する先染めで模様を織り上げているので、外側だけでなく内側もしましま模様になっています。内側にも模様があることは、使う人にしかわかりませんが、使うたびにちょっとハッピーになれそうです。
■4:表面がPVCで汚れにくい「かや織ビニールのトートバッグ」
かや織は、奈良時代から伝わる「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳(かや)に使われる目の粗い薄織物で、そのかや生地に半透明のPVC素材を合わせて作られたのが、かや織ビニールトートバッグです。表面がPVCのため汚れにくく、多少濡れても拭き取るだけで大丈夫です。
外側のポケットは両面PVCのため、ぬれた折りたたみ傘をそのまま収納することもでき便利です。また、サイズが大きいので雨が降ってきたときにバッグを入れてレインカバーとしても使えます。かや織の透け感が涼しげなエコバッグです。
■5:広げてもたたんでも富士山というユニークな「富士山エコバッグ」
富士山がそのままデザインされた名前通りのエコバッグです。
白と青の配色で富士山を連想できる見た目ですが、上部両サイドを内側に織り込んでボタンをとめると、バッグの角がとれて台形になり、より富士山のように見えるユニークなデザインになっています。デザインとしてだけでなくボタンをとめることでバッグの中身が見えにくいという目隠し効果もあります。
また、内側には、本体と同じ配色のポケットがついていて、すぐに取り出したい小物を分けて入れられて便利です。さらに、このポケットに折りたたんでしまいこめば、小さい富士山に変身。コンパクトにバッグに入れて持ち歩くことができます。
日本の工芸をベースに暮らしの道具を開発している中川政七商店には、見た目の日本らしさにだけでなく、日本らしいものづくりの技術が活かされたエコバッグが揃っています。ぜひ、チェックしてお気に入りのエコバッグを見つけてください。
※掲載した料金は税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 林 ゆり