7月最後の日曜日にブルーノート東京のステージに立つのはnaomi & goro。透明感あふれる歌声の布施尚美と、ボサノヴァ・ギターの名手、伊藤ゴローによるデュオだ。2002年に、ボサノヴァの名曲にユニークなオリジナル曲を加えたファースト・アルバム『turn turn turn』を発表。以来、2人の紡ぎ出すボサ・マナーを踏まえたオーセンティックなサウンドから、ジョアン・ジルベルト直系とも称されるようになる。また、作曲家/プロデューサーとしても活躍する伊藤ゴローは、ブラジルのジャキス・モレレンバウムに加え、坂本龍一や菊地成孔ともコラボレートするなど、多彩な活動で国内外の支持を集めている。

会場で!ストリーミングで!

ボサノヴァのリズムにのってオーディエンスの一体感を味わおう!

2016年の8月の公演より 撮影 : 山路 ゆか

 naomi & goroのブルーノート東京の登場は2016年の8月以来となるが、今年4月に世界中のアーティストが参加して開催されたブルーノート主催によるオンライン・ジャズ・イヴェント「JAZZ AUDITORIA ONLINE」にも参加。リモートながら息のあったパフォーマンスで、従来のファンを満足させたことはもちろん、国境を越えて幅広い層の音楽愛好家の注目を集めた。

2016年の8月の公演より 撮影 : 山路 ゆか

 今回のステージは、弦楽四重奏(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)との共演。美しく艶やかなハーモニーに包まれてのnaomi & goroのステージは、忘れられない体験となるだろう。

 ショータイムは2回あり、そのうちの2ndのみインターネット配信(チケット制)が予定されている。ブルーノート東京のライヴの新しい楽しみ方として、こちらも注目したい。

naomi & goro

■:スケジュール/7月26日(日)
[1st]Open4:00pm Start5:00pm [2nd]Open7:00pm Start8:00pm
※2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
※本公演はアーカイブ配信・見逃し配信の予定はありません

料金・チケット購入などの詳細はこちら

ご予約/お問合せ 

※スケジュールが変更になる場合があります。公演情報の詳細は、HPなどでご確認ください。

【公演延期、並びに、無観客ライヴ有料配信のお知らせ】

本公演は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて、観客を入れての公演は延期となりました。ただし、2ndショウでの有料生配信は、無観客ライヴとして実施します。 詳細は改めてブルーノート東京の公式サイトでご確認ください

この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。