生チョコレートやポテトチップチョコレートといった独創的なチョコレート菓子を生み出している「ロイズ(ROYCE’)」。1983年の創業以来、「北海道の地で本場・ヨーロッパに負けないチョコレートをつくりたい」という想いのもと、数々のオリジナル商品を製造しています。
ロイズの商品数はなんと200を超えるのだそう。そんなにたくさんあると、私たちの目にはあまり触れていないけれど社内での人気が高い、隠れた逸品があるのでは? また、社員さんたちがこっそり食べているおいしい食べ方があるのでは? そのあたりを明らかにすべく、本記事では「ロイズコンフェクト」広報担当の平井さんに、いろいろ伺ってきました。
「ロイズ(ROYCE')」社員がおすすめ!本当に美味しい商品3選
■1:やめられない止まらない「ピスタチオチョコレート」
カリフォルニア産のピスタチオが丸ごとひと粒、ミルクチョコレートでコーティングされている「ピスタチオチョコレート」。ピスタチオ特有の食感と旨みが、すっきりとした味わいのチョコレートにベストマッチしています。
「ピスタチオがブームということもあり、2019年秋に発売してから、お客様からも大反響をいただいています。すっきりとした甘さのチョコレートがピスタチオの素材のおいしさを引き立てていて、一度食べ出したら手が止まらなくなります。私も既に10箱は自分で購入して食べています(笑)」(平井さん)
社員さんも1か月に1箱は買ってしまう商品とは驚きです。ナッツ好きならマストでチェックしないといけない商品ですね。
■2:甘じょっぱさが堪らない!「バトンクッキー[フロマージュ]」
「バトンクッキー[フロマージュ]」は、北海道産パルメザンチーズとゴーダチーズを入れて焼き上げたクッキーの片面に、ミルクのおいしさが引き立つホワイトチョコレートがコーティングされた商品です。
「クッキーにブレンドされたチーズの塩味とホワイトチョコレートの甘さが絶妙なバランスで口の中でとけ合い、まろやかな風味が広がります。社員の中では、冷蔵庫で冷やして食べる派が多数。チーズ風味なので赤ワインとも合いますよ」(平井さん)
流行の甘じょっぱいスイーツを楽しめる逸品は、赤ワインとのマリアージュも楽しめる大人のおやつです。
■3:蒸留所のヘッドも唸る味「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」
ウイスキーの聖地といわれるスコットランドのアイラ島・ブルックラディ蒸留所のシングルモルト「ポートシャーロット スコティッシュ・バーレイ」を、やさしい甘さのミルクチョコレートにブレンドした「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」。
「ウイスキーの特長を最大限に生かした『スモーキーな余韻』が、じっくりと楽しめる商品です。はじめにウイスキーのフルーティさが香り、次第にチョコレートの味わいが感じられ、そして徐々にスモーキーな香りが広がり余韻が感じられます。この味わいの変化が社員からの人気ポイント。
スコッチウイスキーの中から、チョコレートと合わせたときの相性が抜群な『ポートシャーロット スコティッシュ・バーレイ』をセレクト。スモーキーながらも、やわらかでエレガントな余韻が漂います。
完成した生チョコレートを持ってロイズスタッフがブルックラディ蒸留所を訪ねた際は、ブランドの味を司るヘッド・ディスティラーのアダム・ハネットさんに『ビューティフル! 最後にポートシャーロットの余韻がはっきり感じられるね』と嬉しいお言葉をいただいたのが思い出です」(平井さん)
ウイスキー愛好家が集まるイベントでも、人だかりができるほどの人気だったという「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」。辛党の方へのプレゼントにもよさそうですね。
チョコレートをもっと楽しむ「ペアリング」3選
ロイズでは、チョコレートと相性のよいペアリングを、ソムリエやコーヒー焙煎・鑑定士の方に聞いているそう。今回はその一部をご紹介します。
■1:「生チョコレート[オーレ]」×辛口スパークリングワイン
「生チョコレート[オーレ]」は、ロイズ人気NO.1の商品。北海道の生クリームをたっぷりブレンドした、やさしい味わいとなめらかな口どけが味わえる生チョコレートです。
「口どけのなめらかさにスパークリングワインの泡立ちがマッチします。甘さの後にワインの風味が広がる心地よいハーモニーが楽しめますので、いろいろなワインで試してみてください」(平井さん)
生チョコレートを大人の楽しみ方で味わう、スパークリングワインとのペアリング。北海道産のワインと合わせてみるのもいいかもしれませんね。
■2:「生チョコレート[エクアドルスイート]」×フルーティな酸味のあるコーヒー
「生チョコレート[エクアドルスイート]」は洋酒を使用せず、すっきりとした甘さ控えめでカカオ本来の香りを楽しめる生チョコレート。
「生チョコレート[エクアドルスイート]は、花のような繊細な香りが特長のカカオの個性を楽しめるとのことで、特長的な香りやフルーティな酸味のあるトップスペシャルティコーヒーを合わせるのがおすすめ。浅煎りのコーヒー豆を淹れるとよく合います」(平井さん)
カカオのフローラルな香りと、コーヒーのフルーティさがぴったりと合うペアリング。ぜひ、おうちアフタヌーンティーとして楽しんでみてくださいね。
■3:「ポテトチップチョコレート[フロマージュブラン]」×白・赤ワイン
塩気のあるポテトチップの片面が、チーズ入りのホワイトチョコレートでコーティングされている「ポテトチップチョコレート[フロマージュブラン]」。
「チーズ風味のホワイトチョコレートとパリパリ食感のポテトチップが、ワインによく合います。白ワインならアペタイザー気分でお食事前に、赤ワインなら食後のチーズやデザート感覚で楽しめますよ」(平井さん)
赤ワインにも白ワインにも合ってしまうという奇跡のチョコレート! もうこれは冷蔵庫に常備しておいた方がよさそうです(笑)。
ひと手間で華やか!おうちカフェが充実する「アレンジレシピ」3選
さらに、ひと手間かけて、ロイズのチョコレートをアレンジするレシピを伺いました。
■1:生チョコトースト&チョコバナナトースト
「生チョコレート[オーレ]」(¥778)と、ナッツが香るチョコレートペーストである「パートショコラ」(¥994)を利用したレシピです。
<生チョコトースト>
1.食パンをオーブントースターで焼き、「パートショコラ」を適量塗ります。
2.スライスしたイチゴを並べ、「生チョコレート[オーレ]」をお好みでのせてできあがり。
<チョコバナナトースト>
1.食パンをオーブントースターで焼き、「パートショコラ」を適量塗ります。
2.スライスしたバナナを並べ、ピスタチオとラズベリーをお好みでのせればできあがり。
「アーモンドとヘーゼルナッツのペーストが入った、滑らかな塗り心地の『パートショコラ』が楽しめるレシピです」(平井さん)
フルーツはお好みで変えてもよさそう。季節のフルーツで楽しんでみてくださいね。
■2:チーズクリスプカナッペ
焼きチーズのような豊かなコクが味わえる「チーズクリスプ[16枚入(8袋)]」(¥724)を利用したレシピです。
<チーズクリスプカナッペ>
「チーズクリスプ」にモッツァレラチーズ+バジル+トマト+オリーブオイルや、アボカドペースト+オリーブの塩漬け+トマト+ペッパーなど、お好みの具材をのせればできあがり。
「ブラックペッパーがアクセントのチーズクリスプは、あっという間にカナッペに変身します」(平井さん)
ワインが捗ること間違いなしのカナッペ。甘いものが苦手な方でも楽しむことができます。
■3:パフェ風チョコレートドリンク
程よいスパイシーさとワインのようなフルーティさをあわせ持つコロンビア産カカオを原料にした「飲むチョコレート(パウダータイプ)」(¥540)を利用したレシピです。
<パフェ風チョコレートドリンク>
1.「飲むチョコレート」大さじ4杯(約30g)をカップに入れ、ホットミルク75mLを注いでとけるまでよくかき混ぜます。さらに75mLのホットミルクをカップに注いで、よくかき混ぜます。
2.生クリームを上にのせます。
3.マシュマロやフルーツ、ベリーソース、ナッツクランチ、シナモンスティックなどをお好みでトッピングしてできあがり。
「甘さ控えめの大人のテイストな『飲むチョコレート』は、いろいろなトッピングをしてもくどくなく、チョコレートの味を楽しむことができます」(平井さん)
子どもとつくっても楽しめそうなチョコレートドリンクは、おうち時間の充実にぴったりです。
こんな商品があったの? こんな食べ方があったとは! という驚きがたくさんあったロイズの商品。クール便で全国発送してもらえる公式オンラインショップでは、200を超える商品を眺められるので、まるで北海道のお土産売り場にいるような気分になれますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
※価格はすべて税込です。
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美