軽い着心地を謳ったジャケットがメンズの世界に登場してから、もうかなりの時間が流れている。芯地を薄くする、あるいはなくす。肩パッドを取り去る。シャツそでのようなやわらかい縫製にする……。技術が進化するなかで、究極の仕立て法を取り入れたジャケットがサルトリア イプシロンの一着だ。
この一着にそでを通してこそ体感できる、極上仕立ての軽さ!
サルトリア イプシロンのジャケット
オーナー兼サルトの船橋幸彦氏が考案した、前後左右の採寸バランスから導き出した「やじろべえ理論」により、信じられないほど軽い着用感を成し遂げた。フィッティングの感覚は、ジャケットと肩の間に薄い空気の層が入り、浮いているようである。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年夏号より
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 石川英治(tablerockstudio)
- WRITING :
- 矢部克已(UFFIZI MEDIA)