仕事シーンを支えてくれる、最旬「キャリアブランド」|エッセン.ロートレアモン
40〜50代の女性ディレクター/デザイナーが等身大の目線でつくり出す、働く女性のための服に注目が集まっています。今すぐチェックしたいブランドから、手に入れるべきデイリー名品の魅力を語り尽くします。
今回は、「エッセン.ロートレアモン(ESSEN.LAUTRĒAMONT)」のノーカラーシャツをご紹介します。
気品漂うノーカラーシャツ
ブランドの定番となった、オーバーサイズのバンドカラーシャツ。腰周りがすっきりと見えるヘムカーブや、フロントをタックインしやすいサイドスリットの開き具合などこだわりが満載。
白の生地は「フィンクス」と呼ばれるエジプト超長綿を用いた国産の高密度ウェザークロス。シルクのような光沢とカシミアのような肌触りが特徴。黒の生地は、今季らしい透け感を備えた細番手のオーガンジー。コットンに特殊加工を施すことで心地よいシャリ味とドライなタッチ、やわらかなニュアンスを実現。
POINT
●キャリア女性の指名買いがあとを絶たない定番人気のバンドカラー
●絶妙にカーブさせた前振りの脇線が細見え効果を発揮
理論派デザイナーがつくる大人の体を立体的に包む服
モードなエッセンスを効かせたベーシックデザインと上質な素材が、着る人の魅力を引き立てると評判を呼ぶ、エッセン・ロートレアモン。デザイナーは新宅淳子さんです。服づくりのモットーは、「ハンガーにかけても、着用しても美しいこと。そして着心地のよさ」だそう。
シャツをはじめ、オーバーサイズが多い、エッセン・ロートレアモンの服。
「オーバーサイズ=着心地がよいとは必ずしもいえず、肩の傾斜の角度やそで付けがアンバランスだと着用時に違和感があり、ストレスを感じてしまいます。
シャツでいえば、そではしっかりと前に振り、フロントはコンパクトなカッティングで、バックサイドにボリュームをもたせるなどして、体の動きを考えた立体的なフォルムになるように仕上げています」(ESSEN.LAUTRĒAMONTデザイナー 新宅 淳子さん)
「だれかのためではなく、毎日の自分に自信をもつために。シンプルで上質、そして、アイデンティティを感じさせる服をつくり続けたい」 (ESSEN.LAUTRĒAMONTデザイナー 新宅 淳子さん)
Q1:クリエイションのゆずれないこだわりは?
「納得のいくバランスができるまで自分で着用チェックをして、サンプリングを繰り返します」。写真は、新宅さんがものづくりの醍醐味と語るトワルチェックの様子。
Q2:Precious掲載で人気の出たアイテムは?
定番のトレンチコートは、大人の肌映りを考慮したベージュの色味や程よいドレープ素材など甘すぎない女性らしさを意識。(Precious.jp 2020年2月6日公開記事掲載)
Q3:どこで買えますか?
ESSEN.LAUTRĒAMONT 伊勢丹新宿店、ESSEN.LAUTRĒAMONT 阪急うめだ本店ほか
※掲載した商品は税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 佐藤 彩
- STYLIST :
- 望月律子
- EDIT&WRITING :
- 下村葉月、小林桐子(Precious)