アートのような美しき珠玉の逸品「オブジェ・ノマド」コレクション|チェア「コクーン」
1854年、旅行鞄の専門店として誕生したルイ・ヴィトン。そのブランドの原点ともいうべき「旅」をキーワードに、世界中の著名なデザイナーたちが、唯一無二のオブジェをデザインするプロジェクト「オブジェ・ノマド」コレクションは2012年にスタートしました。
旅に必要なもの、旅するように暮らす日々を彩るもの。想像力豊かで個性的な14名のデザイナーたちが「旅」に刺激を受けて生み出したクリエイティビティを、ルイ・ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)で表現した56点のユニークな家具やオブジェたち。
それらは、折りたたみ式スツールといった実用的なもの、ハンモックやデッキチェアなど遊び心あふれるものなどすべて、素材の選別から加工まで一貫してデザイナーの協力のもとルイ・ヴィトンが製作しています。
独創的で機能的、革新的なアイディアと、伝統と歴史に裏打ちされた技術力。両者の結実を体験できる貴重なコレクションなのです。
今回は、ウンベルトとフェルナンドの兄弟がデザインしたチェア、「コクーン」をご紹介します。
なめらかなレザーとクッションで夢見心地な吊り型チェア
ブラジルの家具デザイナー、ウンベルトとフェルナンドの兄弟。グラスファイバーのシェルに穴をあけ、カーフレザーで覆った、繭のような独創的な形が印象的。快適な座り心地となめらかな感触で、癒しの場所に。ピンクやグレーなど16色展開。
水面に映るチェア「コクーン」の美しいシルエットに、「ベル・ランプ」のやわらかな光、「ダイヤモンド・ベース」の曲線。異なるデザイナーのアイテムの取り合わせでも「オブジェ・ノマド」コレクションの世界観が感じられる。
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- PHOTO :
- © Louis Vuitton
- EDIT&WRITING :
- 田中 美保、古里 典子(Precious)