40代女性から人気の高いボブですが、より小顔効果が高く、こなれた印象に見える「ミニマムボブ」をご紹介したいと思います。

「ミニマムボブ」とは、あごラインか少し長い位置でカットしたコンパクトなボブのこと。毛先にレイヤーを入れず「切りっぱなし感」を出すのがポイントです。

お手本となるおしゃれセレブ3名の「ミニマムボブ」について解説していきますので、ぜひヘアチェンジのご参考に。

切りっぱなしの洗練「ミニマムボブ」で小顔をゲット!

■1:ナタリー・ポートマンは…無造作なウエーブが華やかなスタイリッシュボブ

ナタリー・ポートマンのウエーブボブは女性らしい柔らかさが魅力。
ナタリー・ポートマンのウエーブボブは女性らしい柔らかさが魅力。

2019年春に、セミロングから長めのボブに移行したナタリー・ポートマン。少しずつ毛先をカットして、ここ最近はあご下の「ミニマムボブ」がお気に入りの様子。

くせ毛のような無造作なウエーブが、フェミニンさと華やかさの鍵に。

ナタリーボブは、丸顔の人やエラ張りの人にマッチ。自然なウエーブが輪郭をカムフラージュしてくれるので、フェースラインのたるみが気になる人にもおすすめです。

ゆるくパーマをかけておくと、ヘアミルクやオイルをなじませるだけでスタイリングが完了する手軽さも多忙な大人女性にはうれしいポイント。

■2:ケイト・ブランシェットは…ドライな質感と軽やかさが魅力のレイヤーボブ

ケイト・ブランシェットの着こなしをよりスタイリッシュに見せる、動きのあるミニマムボブ。
ケイト・ブランシェットの着こなしをよりスタイリッシュに見せる、動きのあるミニマムボブ。

ケイト・ブラッシェットのボブ歴は長く、2014年あたりからボブ→ミディアム→ボブ…とマイナーなヘアチェンジを繰り返しています。

174㎝と長身でマニッシュな着こなしを得意とする彼女には、まるで乾かしっぱなしであるかのような、ラフな印象のレイヤーボブがお似合いです。

顔まわりのレイヤーが横広がりなシルエットを描くケイトボブは、面長な人や卵形の輪郭の人におすすめです。

また、顔をパンプアップしてくれる効果もあるので、加齢とともに頬の削げが気になる人にも最適。

スタイリングは、太めのホットカーラーをラフに巻いてゆるいカールをつけたあと、ドライワックスを揉み込み、ラフな質感を出せばOKです。

■3:オリビア・カルポは…毛先の内カールが色っぽいエレガントボブ

きれいめの着こなしと相性のよい、オリビア・カルポの内巻きボブ。

オリビア・カルボのボブは、あごラインで切りそろえたワンレングスベース。顔まわりのみ、毛流れが出やすいようにレイヤーを入れ、毛先を内巻きにスタイリング。

エレガントな印象のオリビア・カルボの内カールボブは、レングスを調整すればどんな顔型にもマッチします。

面で見せる艶やかさが鍵になるので、直毛の人に最適。うねりが気になる人はストレートパーマをかけるか、ストレートアイロンでのスタイリングが必要です。

スタイリングは、毛先をやや細めのカーラーかアイロンで内巻きにしたあと、少量のヘアオイルをなじませ、グロススプレーでツヤ出しを。


これから秋に向けてヘアチェンジを考えている方、3人の「ミニマムボブ」を選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
新田晃与