大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第59回目は、顔立ちに自然な立体感を与えるハイライトとチークテクニック。パウダータイプではなく、リキッドタイプのハイライターとクリームタイプのチークをベースメイクの流れで投入するのがポイントです。
ファンデーション直後にハイライトとチークを入れると、自然な立体顔に
【セルフメイク→長井メイク】
エステティシャンとしてサロンを経営する野邊さん。接客業ということで、身だしなみには人一倍気を付けているそうで、定期的にデパートを訪れ、B.Aさんから直接情報収集を行うことも。
「メイクでいちばん大切にしているのは清潔感です。あとは古く見えないように、定期的に製品やメイクトレンドの情報をアップデートするようにしています。自然な立体感が出るメイクを知りたいです」
■A.「ベースメイクの一環で、リキッドタイプのハイライターとクリームタイプのチークを仕込めば、自然な立体顔がかないます!」(長井さん)
「顔に立体感を出すために、ノーズシャドウを入れるのは間違っていませんが、野邊さんのように可愛らしい顔立ちの場合はトゥマッチに見えてしまうこともあるかもしれません。
影をつけるのではなく、ハイライトを入れて鼻筋や頬骨を浮揚させること、骨格が際立つようにチークを入れることで、とても自然に立体感を出すことができます。
ポイントは、ハイライトとチークをベースメイクの流れに組み込むこと。リキッドやクリームタイプを選び、肌に溶け込ますように仕込むのがコツです。
ハイライターは、軽やかなテクスチャーで上品なグロウ感を肌もたらす『シャネル』のレ ベージュ フリュイド アンルミネール ベル ミンをセレクト。
チークは、よれることなく肌に自然な血色感とツヤを与える『オンリーミネラル N by ONLY MINERALS』のミネラルソリッドチーク コンプリートのレッドがおすすめです」
【立体感を生み出すハイライター&チーク】
【立体感を生み出すハイライト&チークプロセス】
1.目尻下にリキッドハイライトをオン
ハイライトとチークはファンデーションを塗ったあとのタイミングで仕込みます。まず、目尻下にリキッドタイプのハイライター(シャネル)を弓形にのせます。目尻下のハイライトは通常、目を囲むようにCの字形に入れますが、上に弧を描く弓形に入れることで、より強い立体感を出すことができます。
2.鼻のつけ根にもリキッドハイライトを薄くのせる
鼻のつけ根にもリキッドタイプのハイライターをT字形に薄くのせ、同様にスポンジで叩き込みなじませます。
3.骨格を意識しながらチークを入れる
クリームタイプのチーク(オンリーミネラル)を指にとり頬骨の上にのせ、スポンジで内側から外側に向けてタッピングしながらのばしていきます。
【メリハリのある垢抜けフェイスが実現!】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519
- ヤーマン TEL:0120-776-282
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与