ファッション賢者が、Preciousアーカイブのなかから厳選! 時代を経ても色あせない「不朽の名品」
創刊以来、Precious に登場した多くの「名品」のなかから、永遠に色あせることのない「名品」とは何か、を改めて、ファッションプロのみなさんが厳選。それぞれの「名品」に対する思い入れやエピソードとともに、お届けします。
「名品特集」がスタートしたのは今から16年前の、Precious創刊号から。ファッションプロの方々に推薦していただいた「名品」候補アイテムを、スタッフが実際にお店に出向いてリサーチし、心から納得できたものだけを、「名品」として選定。
商品の歴史やつくり手の思いまでを伝えるこの特集は、当時女性ファッション誌として、画期的なものでした。 試行錯誤の結果、たどり着いたひとつの結論は、「名品」とは、観賞に値する美しさだけでなく、実用性も含めた実力を兼ね備えたアイテム、流行に左右されない不変のアイテム、ということ。
装いに、時代を超えたオーラと品格を与えてくれるのは「名品」の証。さらに一歩進んで、「こなれた着こなし」がおしゃれ上級者の条件となった今、さりげない日常や週末の小旅行を、豊かに彩ってくれる「名品」もまた、愛すべき存在です。
季節を問わず、着こなしに抜け感とリラックス感を。ロエベ(LOEWE)の『バスケット バッグ』
「ロエベといえば、『アマソナ』に代表される上質レザーのバッグもサイズ違いで愛用していますが、カジュアルな『バスケット バッグ』も、甘すぎず、ガーリーな印象にならないので大変気に入っています。
しかもロエベの手にかかれば、夏だけのかごバッグではなく、冬のコートスタイルとも相性抜群! 機能的で使いやすい点も、私が求める『名品』バッグの条件です」(伊藤美佐季さん/スタイリスト)
「不朽の名品」で掲載した商品は、過去のPreciousで掲載した記事からの転載なため、現在は買えないものも含まれています。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
- WRITING :
- 河西真紀
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)