まだまだ残暑が続くこの季節、やっぱりまとめ髪で涼やかに過ごしたいですよね。凝ったアレンジに挑戦する必要はありませんが、ただひとつに結んだり、お団子にしたり…では、おしゃれ感ゼロです。お手本にすべきはおしゃれセレブのまとめ髪。シンプルなアレンジでありながら、フェミニンさやこなれた感が垣間見えるポイントは「おくれ毛」にあり!
今回は、ニコール・キッドマン、アナ・デ・アルマス、モリー・シムズ3名の「おくれ毛」を生かしたシンプルなアレンジをご紹介します。
こなれた感&フェミニン度高め。おくれ毛を生かしたまとめ髪3選
■1:モリー・シムズは…シンプルなひとつ結びをリボンとおくれ毛で華やかに
モデル出身のモリー・シムズは、センターパートのひとつ結びに。ポイントは顔まわりにやや多めにおくれ毛を残し、襟足で束ねた髪にブラックのリボンをプラスしている点。
結んだゴムが見えてしまうと、どうしても手抜き感やカジュアル感が出てしまうので、リボンやバレッタでゴムを隠す、もしくは飾りつきゴムを使うのが、ひとつ結びをおしゃれに見せる鍵に。
このアレンジは、ひとつに結べる長ささえあれば、どんな髪質の人でもマネすることができます。
束ねた髪はドライな質感の方が抜け感が出ますが、顔まわりに残したおくれ毛のみに少量のヘアミルクをつけて、少し毛束感を出すのが洗練度を高める秘訣です。
■2:ニコール・キッドマンは…おくれ毛+耳かけの合わせ技でローテールに抜け感を
だれもが羨む美貌の持ち主であることに加え、IQ132という頭脳をもつ才女でもあるニコール・キッドマン。
ウエーブをつけた髪をセンターで分け、襟足で束ねただけのとてもシンプルなスタイルに華やかさが感じられるのは左右に下ろしたおくれ毛のおかげ。
ニコールは下ろしたおくれ毛の片方を耳にかける合わせ技で、さらにこなれた感がアップしています。
ニコールの後ろ姿を確認したところ、クリアなシリコンゴムで結んでいることが判明。髪にカール感がある場合はリボンやバレッタではなく、細くて髪となじみやすいシリコンゴムで束ね、甘さを抑えるのが正解です。
アレンジは、髪を束ねる前にやや太めのアイロン(32㎜もしくは38㎜)で全体を巻き、少量のヘアミルクを揉み込んでおくのが肝。
■3:アナ・デ・アルマスは…たっぷり残したおくれ毛が艶やかなアップヘア
ボンドガールにも抜擢されたキューバ出身のアナ・デ・アルマス。ベン・アフレックとの交際も順調な様子です。
そんなアナ・デ・アルマスのまとめ髪は、顔まわりのみならず、襟足にもたっぷりとおくれ毛を残したルーズなアップヘア。とくに襟足のおくれ毛は、色っぽさを引き出してくれます。
おくれ毛を多めに残したアレンジの場合、おくれ毛にごくゆるやかな動きと毛束感をつくっておくことが大切です。
直毛の人は、マジックカーラーかヘアアイロンで全体を巻いてゆるい動きをつけ、ヘアワックスを揉み込んでおきます。
その後、顔まわりと襟足におくれ毛を残して高めの位置でひとまとめにした髪をタイトにねじり、アメピンで固定。手に残ったヘアワックスでおくれ毛をつまんで毛束感を出せば完成。
襟足のおくれ毛は中央部分には残さず、両耳後ろに残すのがポイントです。
ファッションで秋を先取りしながら、まとめ髪で残暑を乗り切ってみてはいかがでしょうか? おくれ毛のあしらいを覚えるだけで、シンプルなアレンジも完成度がグッと高まります。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与