ベージュを使ってワンカラー、ワントーンコーデを作るとき、小物選びや素材選びで仕上がりが変わります。

ベージュの持つ上品なイメージを確保し、同時に今年らしく導いたセレブたちの着こなしには、ヒントになるテクが盛り沢山。

ベージュでトレンドと品を確保!海外セレブのお手本コーデ術3選

■1:ジョージア・ハリソンは…ツヤ×ツヤでシティに馴染む装いに

柔らかな色でまとめれば、レザー×サテンの異素材もしっかりマッチ。
柔らかな色でまとめれば、レザー×サテンの異素材もしっかりマッチ。

ロンドンのレストラン「Sumosan Twiga」から出てきた姿をキャッチされたタレントのジョージア・ハリソンは、異素材をうまく使ってシンプルなワンツーをスタイリッシュにアップデートしていました。

ベージュのシャツと白パンツはノーマルな組み合わせですが、レザーやサテン生地に置き換えることで無難を回避できます。コンサバにならない、身体が泳ぐくらいの絶妙なサイジングも今の気分にマッチしていますね。

ニュートラルカラーの組み合わせに馴染むよう、クラッチバッグとサンダルの小物はピンクベージュをセレクト。一体感のある、今年らしいワントーンコーデが完成です。

■2:マーゴット・ロビーは…ステートメントな小物でモードに寄せて

ワンカラーが見違えるのも、モードな“筒型ブーツ”のおかげ。
ワンカラーが見違えるのも、モードな"筒型ブーツ"のおかげ。

NYのトライベッカでキャッチされた、女優のマーゴット・ロビー。

ノーカラーのクルーネックがフェミニンなベージュのシャツワンピースに、キャメルのレザー小物を組み合わせてまとまりよく仕上げていました。

注目したいのは、シンプルな装いを一新してくれる筒型のロングブーツ。定番のスリムなタイプではなく、筒型であえて足元に重心を置くことでモードな表情へ早変わり。隙がなく迫力のある足元なら、同系色のカラーコーデもぼんやりしません。

■3:ジジ・ハディッドは…グラデーションで地味にならないベージュコーデ

素材や色味の異なるベージュを使いこなし、モダンな着こなしを。
素材や色味の異なるベージュを使いこなし、モダンな着こなしを。

色味の異なるベージュをミックスし、垢抜けたコーデを披露したモデルのジジ・ハディッド。

ベージュのストライプジャケット、イレギュラーウエストのデザインが目を引くパンツでグラデーション、そしてベージュと相愛な白のタートルネックトップスをインすることでモダンな着こなしを堪能しています。

小物も同色でまとめながら、上質なレザー素材を迎えることでリュクスな雰囲気にまとまっていますね。

また、センターパートにしたピタッとまとめ髪もスタイリッシュなムードに貢献しています。


たちまち季節感のある装いへとブラッシュアップしてくれる「ベージュ」。モードなエッセンスを足しても、ベージュならではの品の良さを醸し出してくれるのが嬉しいです。

この秋は、ご紹介した3人のセレブたちのような、ワンカラーやワントーンでもこなれて見える着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
GETTY IMAGES
WRITING :
阿部芙美香