「Go Toキャンペーン」が実施されてから早1か月。週末や秋の連休にリフレッシュをしに、各地へ旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。
高速道路の途中で目にするサービスエリアやパーキングエリアは、トイレ休憩だけ……という方も多いかと思いますが、それはもったいないです! 食事やショッピング、レジャー施設などがあり、旅の目的地にしてもいいくらい充実している場所がとても多いんですよ。
そこで、ドライブや車での旅行をより充実したものにするために特におすすめの場所を、ハイウェイタレントで日本サぱ協会会長の山形みらいさんに教えていただきました。本記事では、西日本のSAPAを3つご紹介します。
「日本サぱ協会」会長が厳選!西日本のおすすめSAPA3選
■1:迫力の大観覧車で明石海峡大橋を一望「淡路サービスエリア&淡路ハイウェイオアシス」/神戸淡路鳴門自動車道
本州側から明石海峡大橋を渡ったところに位置する淡路SA。神戸淡路鳴門自動車道の本州側からの玄関口に当たります。
本州側から明石海峡大橋を渡って淡路SA下り線へ。Uターンできることから、降りずに上り線も利用できます。また、一般道から淡路北スマートインターチェンジを利用すれば、ハイウェイオアシスを経由し、淡路SA上下線を利用できます。
「施設内には、レストラン・フ一ドコ一ト・売店・道路案内所・展望テラスなどがあり、ゆっくりとくつろぐことができますよ。車で渡ってきた明石海峡大橋をバックに写真撮影ができる絶好の撮影ポイントでもあります」(山形さん)
「ここのイチオシはなんといっても迫力満点の大観覧車! 明石海峡大橋など神戸の街や明石海峡、大阪湾が一望できる絶景のビューポイントです」(山形さん)
1周15分なので、まったりと景色が楽しめそうですね。
さらに、淡路SAは、「淡路ハイウェイオアシス」という、食べる、買う、遊ぶがそろった施設と、上下線の駐車場内より連絡道路で直結しているので、高速道路を降りることなく楽しめます。
「高速道路を降りずに、1日中遊んで過ごせる施設に行けるんです。兵庫県立淡路島公園内にあるので、きれいなお花畑や大きな芝生広場、子どもが遊べる遊具などもそろっていて、すごく楽しめる場所ですよ」(山形さん)
施設概要
- 兵庫県淡路市、神戸淡路鳴門自動車道垂水ICから約11km
※淡路北スマートインターチェンジは入口専用の為、出口はありません。
■2:上りと下りでまったく異なる景色が楽しめる「京橋パーキングエリア」/3号神戸線
「京橋PAは、1階(上り線・東行き)と3階(下り線・西行き)でまったく違った空間を堪能できる場所です。どちらの方向から来ても、階段やエレベーターで両方を楽しめるようになっています」(山形さん)
1階は中華料理が楽しめるフロア。外観は、神戸の中華街をイメージしてつくられたそうです。
「私のイチオシは、『楽善園』の油林鶏(ユーリンチー)定食です。ボリュームのある鶏の唐揚げとネギソースが相性抜群なんです」(山形さん)
3階は、ガラリと雰囲気がかわり洋風な雰囲気を楽しめるフロアです。
「ベーカリーカフェがあり、毎朝焼き上げたパン(¥100〜・税込)やビーフカレー(¥700・税込)などが食べられます。カフェテラスもあるので、天気のいい日はそこでまったりと休憩するのも気分転換になりますよ」(山形さん)
施設概要
- 京橋パーキングエリア(上り線・東行き/下り線・西行き)
- 兵庫県神戸市
(上り線・東行き)阪神高速道路3号神戸線の柳原入口から約3㎞
(下り線・西行き)阪神高速道路3号神戸線の生田川入口から約1km
■3:日本三大急潮を望む絶景スポット「来島海峡サービスエリア」/西瀬戸自動車道
昨年3月に、瀬戸内の海と島と橋が生み出す「非日常空間」をコンセプトに、瀬戸内を堪能できる体感型エリアにリニューアルオープンしたサービスエリアです。
「2階の展望テラスは、日本三大急潮のひとつに数えられる来島海峡、そこに架かる世界初の3連吊橋である来島海峡大橋を眺めることができる絶景スポットです」(山形さん)
サービスエリアでは、瀬戸内海の海産物と陸地の食べ物、両方が楽しめます。
「特に、愛媛みかんのジュースと瀬戸田レモンを使ったケーキがとてもおいしいです。ぜひ地元の名産を味わってください」(山形さん)
施設概要
- 来島海峡サービスエリア(上下集約)
- 愛媛県今治市
西瀬戸自動車道の今治ICから約5km、大島南IC から約7km
※今治北IC入口からは立ち寄れません。
3か所とも、長居してしまいそうな場所ばかりですね。
各サービスエリア、パーキングエリアでは、新型コロナウイルス感染拡大を予防するため、営業時間の短縮や対策を行いながら営業しています。一部の施設がご利用できない場合もございますのでご了承ください。
みなさんもお出かけの際には、3密に気をつけて、ソーシャルディスタンスを意識しながら、ぜひ旅行を楽しんでください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 宮平なつき
- EDIT :
- 小林麻美