ジャケットにスカートやワンピースを合わせるのももちろん素敵ですが、紳士の着こなしを参考にマスキュリンコーディネートを作ることで、いつもと違う印象を味わってみませんか?
定番の「ベージュジャケット」、トラッドな「チェックジャケット」、そして「ジャケットセットアップ」、それぞれのコーディネート例をお届けします。
俳優のオーランド・ブルームが参考! 定番【ベージュジャケット】のコーディネート術
ベージュジャケットは、全て色を揃えた「オールベージュ」で垢抜ける
ベージュのセットアップを使って、知的さと好印象を叶えたのは俳優のオーランド・ブルーム。
考えずともお洒落にきめてくれるジャケットのセットアップは、この秋冬1セットは持っておきたいアイテムです。ベージュをセレクトすることで、大人らしく上品な印象が宿るだけでなく、柔らかなその色で親しみやすさを添えることができます。
インのニットプルオーバーも、セットアップと同色を選んで一体感をオン。あえてワンカラーにまとめたミニマルさが、スタイリッシュな印象を際立てます。
足元には白のスニーカーを迎え、真面目なジャケットスタイルをカジュアルダウンしつつ、軽快さをプラスするのがこなれ見えの秘訣。
女性が着ると?
コーデュロイ生地を選んで秋らしさを表現した、ベージュセットアップコーディネート。
インナーのベージュトップスは、色のトーンを変えることと白タートルネックを重ねることで奥行きを作っています。
足元の白スニーカーは、ブーツで代用。スクエアトゥとシャープな白のおかげで、ほっこりしがちなコーデュロイをキリッと端正に整えています。
【チェックジャケット】はモデルのリチャード・ビードゥルの着こなしが参考になる!
ストライプシャツ×フレアデニムパンツ合わせで小粋な大人カジュアル
モデルのリチャード・ビードゥルは、トラッドなチェック柄ジャケットに、ストライプシャツとデニムパンツを合わせて大人のこなれた休日スタイルを実現。
柄に柄を合わせるテクニックは難しく感じますが、色を調和させることで馴染みがよくなり、浮かずにすっきりまとめることができます。
ボトムスには、柄×柄の上級テクに親しみやすさを与えられるよう、デニムパンツをセレクト。フレアシルエットを選べば、ジャケットの端正さが和らぎより休日ムードたっぷりに。
女性が着ると?
タータンチェックのジャケットは、きちんと感がアップするようにつかず離れずな絶妙シルエットをチョイス。インのストライプシャツは、ストライプがダークカラーなのでグレーのジャケットと色馴染みがよくすっきりまとまります。
膝上はピタッと、膝下は緩やかに広がるフレアデニムパンツなら、美脚に見せることができます。上半身から下半身にかけて流れるようなラインを作れば、デニムコーデもこんなにエレガント。
【セットアップ】はバティスト・ジャビコーニの着こなしをピックアップ
重厚感のあるシューズを合わせて、セットアップスタイルを今っぽく引き寄せ
モデルのバティスト・ジャビコーニが見せた、今っぽいポイントが分かるセットアップの着こなし術をご紹介。
秋らしい深みのあるブラウンのジャケットセットアップに、黒のタートルネックニットを合わせて端正さをアピールしています。
きちんと感のある組み合わせにこなれ感を添えるべく、シューズは重厚感のあるものをチョイス。足元をあえて外すことで、お堅くなりすぎないデイリーに着こなせるセットアップコーディネートが完成です。
女性が着ると?
モデルのジジ・ハディッドは、ブラウンのジャケットセットアップに白Tシャツとぽってりとしたシューズを合わせて旬の着こなしをお披露目。
スマートな印象のセットアップも、足元に重厚感を与える外しテクで今っぽくこなれた雰囲気が醸し出されます。定番の白Tシャツで親近感を与えながら、存在感のあるゴールドネックレスで着映えを叶えています。
紳士の着こなしを参考にした、この秋チャレンジしたいジャケットのコーディネート術をご紹介しました。
いつもの着こなしにちょっぴり飽きてしまったかも? なんて時には、是非お洒落な紳士のコーディネートをチェックしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- GETTY IMAGES
- WRITING :
- 阿部芙美香