1846年に工房を創業したユリス・ナルダンは、マリンクロノメーターをはじめとする高級時計の歴史にいくつもの優れた功績を残し、現在もスイスのル・ロックル、ラ・ショー・ド・フォンの自社工場で製作する、マリーン、ダイバー、クラシコ、エグゼクティブ、フリークの5つのコレクションで革新的な高級時計製造を探求し続けている。

卓越した操作性によりタイムゾーン設定もスムーズ

ユリス・ナルダン デュアルタイム

中でも最も歴史のあるタイムピースとして、世界中のビジネスマンやトラベラーに愛されているのが、エグゼクティブにカテゴライズされる「デュアルタイム」コレクションだ。

デュアルタイムウォッチは、2ゾーンの表示にGMT針を用いることがポピュラーだが、ユリス・ナルダンは、ホームタイム或いはセカンドタイムを9時位置のあるウインドウで表示する機構を実現。独自のタイムゾーン・クイックセッティング機構によって「+」「-」のプッシュボタンを押すだけで瞬時に時間調整が可能で、とにかく使いやすい。

スーツやオフスタイルの腕にもフィットする3バージョン

ローズゴールド 242-20/43 ¥2,300,000 
ローズゴールド 242-20/43 SPEC ●ムーブメント:キャリバーUN-24 ●パワーリザーブ:約42時間 ●ケース直径:42mm ●防水:50m ¥2,300,000
ステンレススティール ブラック 243-20-3/42 ¥960,000
ステンレススティール ブラック 243-20-3/42 SPEC ●ムーブメント:キャリバーUN-24 ●パワーリザーブ:約42時間 ●ケース直径:42mm ●防水:50m ¥960,000
ステンレススティール ブルー Ref. 243-20-3/43 SPEC ●ムーブメント:キャリバーUN-24 ●パワーリザーブ:約42時間 ●ケース直径:42mm ●防水:50m ¥960,000

回転ベゼルやGMT針がないエレガントなデザインで、42mmケースは、アイコニックな3つのラグをもつ「スケルトン X」と同じ構造を採用。12時、3時、6時、9時位置にローマ数字を、6時位置に大型のスモールセコンド針、2時位置にダブルウィンドウで日付を配置する。自動巻きムーブメントはサファイアクリスタルのケースバックから楽しむことができる。それぞれにシリアルナンバーが刻印されている。

3バージョンともスケルトンバックを採用する。
3バージョンともスケルトンバックを採用する。

ラインナップは、ブラックストラップ付属のステンレススティールケース、ブルーストラップのステンレススティールケース、18Kローズゴールドケースの3バージョン。

UN-24 デュアルタイム・ムーブメントを搭載し、ユリス・ナルダンのロゴが際立つ新しいローターによって、機能面だけではなくデザイン性も兼ね備えている。ストラップはアリゲーターとラバー。ビジネススーツからオフスタイルまで多彩なコーディネートができる。エレガントで洗練されたタイムピースは旅行者にとってもベストウォッチといえるだろう。

問い合わせ先

ソーウインド ジャパン/ユリス・ナルダン

TEL:03-5211-1791

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。