身に纏うだけで絵になる!海外セレブのふんわりドラマティックな「チュールスカート」コーデ3選

ファッション誌『Precious(プレシャス)』にて、「好きなコーディネート」のアンケートを集計すると、常連のように上位にランクインする「チュールスカート」。

大人の美意識にかなう上品でエレガントな佇まい、そして意外とバランスが取りやすく、合わせるものを選ばず、さらにシーズンレスで着られる汎用性の高さも魅力です。

最強?ともいうべきスカートを、旬の雰囲気たっぷりに着こなしていた3人のおしゃれアイコンたちのスタイリングを早速ご覧ください。

■1:アンナ・シュールレは…フェミニンな装いを茶ベルトで引き締めて

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ポインテッドトゥのブーツでスカートの甘さを抑えています。夫のアンドレと。

元ドイツ代表サッカー選手、アンドレ・シュールレの妻であるアンナ・シュールレ。建築家からモデルに転身し、現在はヘルシー系アプリ『HEALTH BAR』を手掛けています。

ジョセフのベージュニットに、ドロシー シューマッハのペールトーンのチュールスカートを合わせ、同系色でまとめていました。

トップスインするともたついてしまう、ルーズなシルエットのニットは、イザベル マランのレザーベルトでウェストをマークしすっきりスタイルアップ。

足元はトーンを合わせてグレージュのジャンヴィト ロッシのブーツをセレクト。旬のニュアンスカラーコーデを楽しんでいます。

■2:エリサ・タヴィチは…軽快なミディ丈で洗練ミックスカジュアルに

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ふんわり軽いスカートに重い足元を合わせるのは旬のバランス。耳元のパールでリッチ感を添えています。

ファッションサイト『The Fantabulous Shop』を運営する、フィレンツェ在住ファッショニスタのエリサ・タヴィチをパリファッションウィークでキャッチ。

チュールスカートの魅力のひとつはどんな素材のトップスとも相性抜群なところです。エリサはパキッとした白シャツを合わせ、甘いチュールスカートにクールさをプラス。コントラストの効いたスタイリングを見せてくれました。

ミリタリーグリーンのミディ丈スカートと白シャツ以外は、ライダーズ、ポインテッドトゥのブーツ、黒が効いたロエベのハンモックバッグ…、とシャープなアイテムを合わせ、大人のラグジュアリーな甘辛コーデに仕上げています。

■3:ジッタ・バンコは…秋色を取り入れた色使いで、大人の遊び心を表現

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デュッセルドルフのストリートに溶け込む、秋色コーディネート

ドイツ人スタイリストのジッタ・バンコはイザベル マランのオーバーサイズのブルーグレーニットに、ニュアンスブラウンのチュールスカート、コペンハーゲンのチョコレートカラーのブーツで登場。

手にはグリーンの、ロエベのフラメンコクラッチを持ち、ボタニカルなカラーコーデを楽しんでいました。

オーバーサイズニットにふんわりとドラマティックなまでにボリュームのあるチュールスカートの組み合わせは、バランスを考えるとなかなか勇気のいるスタイリングですが、ジッタはニットの中央をスカートにインし、さらにブルネロ クチネリの存在感あるベルトでウェストマークすることでスタイル良くまとめています。

頭を小さくまとめているのも、スタイルアップのポイント。ボリュームあるアイテム同士もポイントを抑えればスタイリッシュにきまる、成功例です。


どんなアイテムともマッチするチュールスカートは、実は旅行にも便利なアイテム。小さく折りたたんでバッグに詰めても、シワが気にならないので、ディナー用に一着持っていくと重宝します。ぜひ参考にして、様々なシーンに活用してみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子