ベーシックカラーの中でも上品でソフトなイメージをもたらすベージュは40代女性にも大人気です。ベージュの軽やかさとマッチするのはどんな髪型なのでしょうか。
センスのよいベージュの着こなしに注目が集まる、おしゃれセレブのオリビア・パレルモをお手本に、どのようなヘアスタイルがベージュコーデにマッチするのかを分析してみました。
アップヘアを合わせてベージュをすっきりと着こなすのがオリビア流
■1:変形トレンチコートの日は…タイトにまとめたシニヨンスタイルに
![シニヨンの後頭部に少し高さを出してラグジュアリーな雰囲気に。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/7/7/720mw/img_771ff31adc5cc474ee2df40b80ef1a3b201151.jpg)
今年の9月にミラノで開催されたファッションウィーク中にスナップされたオリビア・パレルモ。
変形トレンチコートにインナーと小物で黒を効かせた、ほんのりモード感のあるコーディネートの日は、タイトなシニヨンスタイルに。
ポイントは前髪をオールバックにするのではなく、センターパーツの分け目を生え際側にほんのり残すこと。
【つくり方】
1.髪全体にヘアミルクかヘアオイルをなじませませ、後頭部の内側に逆毛を立てておきます。前髪をセンターで分け、生え際に分け目を残すようにこめかみの高さでひとつ結びに。
2.結んだ毛束を根本からタイトにねじり、お団子状にして、アメピンで固定します。
■2:カジュアルカーディガンの日は…ラフにまとめたお団子ヘアに
![カジュアルコーデにはあえてルーズなアレンジを合わせて抜け感を。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/720mw/img_f76755d4ed0bf5cc9df1a98750b999bf130411.jpg)
こちらは、ニューヨークの自宅付近で愛犬の散歩中にスナップされたひとコマ。
ベージュのVネックカーディガンにネイビーのピンストライプのパンツを合わせたカジュアルなコーディネートの日は、ざっくりとまとめたお団子に。
襟足にたるみ出し、おくれ毛もラフに残したプライベート感満載のルーズさが肝。
【つくり方】
1.手ぐしで髪全体をこめかみの高さに集めます。ひとつ結びにする要領でヘアゴムを毛束に通し、最後のひと通しのところで毛束をふたつ折りに。
2.ふたつ折りした毛束の毛先を結んだ根元に巻きつけ、毛先を結んだゴムの中に入れてお団子を固定します。カッチリ感が出ないように、おくれ毛や襟足のたるみはそのままに。
■3:エレガントなコートの日は…軽快さのあるポニーテールに
![](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/720mw/img_657f46a59afc4b06dab459120d6e7ac4161765.jpg)
昨年、パリで開催されたファッションウィーク中でのスナップ。
ブラウンのミドル丈ワンピの上にコートを羽織った女性らしいコーディネート。ポニーテールとスカイブルーの小物でカジュアルさと軽やかさをプラス。
お団子にしてしまうと、きれいにまとまり過ぎてしまうところを、ポニーテールを合わせてイキのよさをプラス。
【つくり方】
1.髪全体をこめかみ位置にブラシで集めて、ポニーテールに。オリビアは、黒の小さめのシュシュで結んでいるようです。
2.表面に量のヘアオイルかミルクをつけて、アホ毛やおくれ毛を抑え、タイトなフォルムに。
オリビア・パレルモのヘアアレンジは、髪もコーディネートの一部なのだと再確認させられますね。みなさんも、ぜひベージュを着る日の参考に。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与