目の下のクマ、くすみ、赤み、シミといった肌トラブルを一瞬で解決してくれるコンシーラーは、一度手にすると手放せないアイテムです。しかしコンシーラーの能力を知っている人でも「上手に消せない」というお悩みを密かに抱えていることがあります。
実は、コンシーラー1種類ではトラブルのすべてを消すことはできません。くすみ用、シミ用……といった具合に悩みの数だけ必要であると知ることから始めてみませんか。
そんなにたくさんあるの!?と思うかもしれませんが、適材適所使い分けることで余計な影を消すことができるのです。以下から、具体的にどんなアイテムがあるのか、紹介していきます。
■1:クマ・くすみ・赤みを自然に隠したいときのコンシーラー&効果的なカバー方法
これまで万能と思えた筆ペンタイプのコンシーラーは薄付きなので、40代以上の大人の女性のトラブル消しには、やや不向きです。シミにはやや硬めで密着力のある、肌と同色のものを。
クマにはアプリコット色、赤みにはグリーンなど、適したものを使えば自然にカバーすることは簡単です。
「パルファン・クリスチャン・ディオール」のフィックス イット カラーは、外側は肌色を補正するカラーコンシーラーで、内側の白い部分は毛穴や小ジワをカバーするソフトフォーカスパウダーがたっぷり。異なるふたつのテクスチャーが1本になった優れモノ。ファンデーションを厚塗りする必要がなくなります。
■2:濃いシミを上手に消したいときのコンシーラー&効果的なカバー方法
濃いシミを上手に消せない人は、まずコンシーラー選びから見直して。密着力が高く、厚塗りしなくてもカバー効果の高いものを選び、シミよりもふた回り大きい範囲でカバーするのがコツです。
使用アイテム例は、適度な硬さでフィット感抜群の「パルファム ジバンシイ」のタン・クチュール・コンシーラー。パールを含むピンクのハイライト付きで、厚ぼったくならずシミを完璧に消し去ります。
まず、シミのサイズよりもふた回り大きく塗布することで、完璧にシミを隠すことができ、長時間カバーが続きやすいです。
そして、シミが見えなくなるまでコンシーラーを直接当てて重ね塗りをしましょう。シミを刺激しないよう、なるべく軽いタッチで塗布してください。
シミ部分の中央は触らないことがポイント! 肌との境目部分だけを指で優しくトントンとたたいてぼかし、なじませましょう。
以上、いかがでしたか? コンシーラーの効き目が悪いなと感じている人は、アイテムそのものと、使い方を今一度見直してみてください。肌が明るくなることで、骨格が際立って見えるので美人印象に変わりますよ。
問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03-3239-0618
-
パルファム ジバンシイ TEL : 03-3264-3941
※掲載した商品の価格はすべて税抜きです。この情報は2016年10月現在のものです。詳細はお問い合わせください。
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、鈴木宏(人物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- COOPERATION :
- 野毛まゆり、柳田美由紀
- EDIT&WRITING :
- 真樹麗子(Precious専属)