雑誌『Precious』キャリアのおしゃれエッセンシャル・アイテム3選|「銀座ケイスキンクリニック」院長 慶田朋子さんの場合

昨今、「自分にとって本当に価値あるものを考える機会が増え、ワードローブが厳選された」という声が聞かれるようになりました。そんな譲れないアイテムを、働く『Precious』読者に大調査。「必要」「大切」「好き」の視点から選んでいただきました!

今回は、「銀座ケイスキンクリニック」院長の慶田 朋子さんにお話しを伺いました。

慶田朋子さん
「銀座ケイスキンクリニック」院長
(けいだ ともこ)東京女子医科大学医学部医科卒業、大学病院勤務、美容クリニック勤務などを経て、「有楽町西武ケイスキンクリニック」、2011年には、「銀座ケイスキンクリニック」を開設。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』『365日のスキンケア』など。

「常に芯をもってまっすぐ立つ女性でありたい、私の象徴アイテムです」

美容皮膚科医として診察に立ち、メディアで情報発信もする慶田さんにとって、自信を与えてくれるファッションアイテムは欠かせません。

「肌のトラブルや悩みをもつ女性たちに力強い言葉をかけ、応援するためには、まず自分が芯をもってまっすぐ立つことが大事。それを支えるのが、堂々とふるまうための美しいタイトスカートや脚をきれいに見せてくれるハイヒールのパンプスです。

また、自分自身が確かな知識をもち、ブラッシュアップし続けることも必須。猛勉強をした学生時代をともにして、今も学会に持っていくディオールのバッグはその象徴です」

■1必要:ランバンのタイトスカート 

ランバンのきれいめタイトスカート
ランバンのきれいめタイトスカート

体のラインをきれいに引き締め緊張感をもたらしてくれる

「イベントでの登壇など、人前に出るときに欠かせないのが、きれいめのタイトスカートです。このランバンのスカートはストレッチがきいていて程よく腰回りを引き締めてくれる優秀な逸品。

同型の黒を最初に買い、気に入ったので色違いでこちらも購入しました。体をキリッと見せてくれるタイトスカートは、凛としたクールな女性らしさを象徴し、堂々と自信をもって人前で立つことをサポートしてくれるアイテムです」

実際、こう使っています!

ビジネスシ ーンではもっぱらタイトスカート
ビジネスシ ーンで活躍するタイトスカート

「美容関係のプレスイベントにランバンのタイトスカートとツヤブラウスのコーディネートで登壇。30代半ばくらいまでは、足さばきのいいバルーンスカートが定番でしたが、40代からは違和感を覚えるように。今はビジネスシーンではもっぱらタイトスカートです」

■2大切:ディオールのヴィンテージバッグ 

叔母から譲り受けたディオールのバッグ
叔母から譲り受けたディオールのバッグ

大好きな叔母から譲られて、学生時代から学び場で活躍

「資料やノートの入る便利なサイズで、大学時代、通学に使っていたこのバッグは、叔母からのお下がり。ヘビロテのあまり擦り切れてしまい、しばらくお蔵入りさせていたのですが、数年前に色を塗り直し、再登板。

最近は学会に持っていくようになり、気づけば、常に知識の向上のパートナーになっているアイテムです。人気が再燃しているディオールのロゴキャンパスなので、おしゃれな友人から好評なのもうれしいポイント」(慶田さん)

■3好き:名品ブランドの美脚ハイヒール 

女性らしさを象徴する美しいハイヒールたち
女性らしさを象徴する美しいハイヒールたち

脚をスラリと見せ、 堂々とふるまうための私的定番

「女性らしいセクシーさを象徴する美しいハイヒールは、見ているだけでも気分が上がり大好きなアイテム。クリスチャン ルブタン、ジミー・チュー、セルジオ ロッシなどの華やかでエレガントなパンプスを、修理しながら愛用しています。

ヒールの高さは、日常では7〜8cm、イベントでは9〜10cmが基本。高いヒールはきちんとこれを履ける自分でありたいと思い、体型や姿勢を保つための励みにもなっています」

※紹介したアイテムはすべて私物です。各ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。

PHOTO :
小池紀行・池田 敦(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、小林桐子(Precious)