ベルギーにアトリエを構えるパティスリー「ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)」。丸の内オアゾ店など国内に3店舗、ベルギーに1店舗を展開しています。M.O.F(フランス最優秀職人)マルク・ドゥバイヨルの高度な手づくり技術と精神を受け継いだ繊細なチョコレートやガトーなどをつくっています。
日常に沸き起こる欲望を解放して「真実の生きる喜び」を提供したい、というドゥバイヨルのチョコレートは、がんばっている自分自身のためのご褒美チョコレートにぴったり。
そんなドゥバイヨルより、年末の押し迫った気分を一掃できるクリスマスコレクションが2020年11月12日(木)に発売されます。丸の内オアゾ店併設のカフェ限定で楽しめるガトーもあわせてご紹介します。
ドゥバイヨルの3種の冬季限定ショコラを盛り込んだ「クリスマスコレクション」&丸の内オアゾ店限定販売のガトー
■1:フレーバーが豊かに香る「クリスマスコレクション」
2020年クリスマスのテーマは「花飾りと甘美な喜び」。クリスマスカラーらしいグリーンにゴールドを合わせた華やかなボックスに、限定ショコラが入っています。
今年のショコラは二層構造。ベースのチョコの中に、香り豊かなフィリングが詰められ、トッピングが施されています。
「スーシ」はライムキャラメルがベースのチョコレート。ミントガナッシュとドライマリーゴールド&ミントで仕上げられており、酸味のあるさわやかな味わいです。
「ゲテ」はジンジャーキャラメルベースでピリッと大人の味わいのチョコレート。オレンジコンフィのガナッシュが詰められており、オレンジゼストがトッピングされて引き締まった味わいのショコラです。
「パシアンス」は、ベルガモットキャラメルのチョコレートがベース。ガナッシュはマジパン(アーモンドと砂糖のペースト)で、けしの実がトッピングされています。ベルガモットがさわやかに香り、アーモンドの風味が厚みを持たせます。
どれも、さまざまな食材が使用されているにも関わらず味わいが邪魔し合うことなく、重なり合って見事なハーモニーを奏でています。単調ではない、奥深く繊細な味わいを楽しむことができますよ。
人気の定番ショコラと一緒にクリスマスコレクションを詰め合わせた18個入も用意されています(¥5,400)。
■2:カフェ併設の丸の内オアゾ店限定で楽しめるガトー
東京駅丸の内北口を出てすぐで便利な立地にある丸の内オアゾ店。ベルギー ブリュッセルのグラン・プラス店で人気看板メニューのブリュッセル風ワッフルや、丸の内オアゾ店カフェ限定の「ガトー(Gâteaux)」を、洗練された空間で楽しむことができます。
ガトーはドゥバイヨルらしく、すべてにショコラを感じることができるラインナップになっているそう。シンプルながらも美しく仕上げられたガトーは、香りや食感で五感を刺激し、最後のひと口まで堪能できるよう、絶妙なバランスでつくり上げられています。
3種あるガトーのひとつ「カフェ モワルー」は、コーヒー風味のクレーム ブリュレと柔らかなくちどけのガナッシュ クリームに、ざくざくとした食感が楽しいクロカン ショコラがアクセントのガトー。食感の違いと共にコーヒーの芳醇な香りとほろ苦さが堪能でき、最後のひと口まで飽きないおいしさです。
■3:11月12日からの季節限定デセール「アヴァランシュ ドゥ ノエル」
「アヴァランシュ ドゥ ノエル(Avalanche de Noël)」は、11月12日(木)から12月25日(金)の間に丸の内オアゾ店で限定販売される季節限定のドゥバイヨルオリジナルのデセールです。
ラズベリーソース、フレッシュなオレンジとラズベリーが添えられた、ボール状の冷たいショコラに、温かいショコラショーをかけていただく、スペシャルなデセール。チョコレートが溶け出す様子がまるで「なだれ」のように見えることから、フランス語でなだれを意味する「アヴァランシュ」と名付けたそう。
フレッシュフルーツの下にはドゥバイヨルで人気のタブレットチョコレート「ドミニカ共和国」を使ったホワイトチョコレートソースが隠れていて、酸味と甘みのハーモニーが楽しめます。さらに、アクセントにピンクペッパーとピスタチオが散りばめられていて、クリスマスらしさ満点!
とろけて口中に広がるカカオの芳醇な香りと、フルーツの爽やかな味わいのマリアージュを体験できる贅沢な一皿です。無くなり次第終了とのことですので、気になる方はお早めに!
何かと気が休まらない2020年ですが、せっかくのクリスマスには、誰にも邪魔されない、自分を甘やかす時間をつくってみてはいかがでしょうか。師走のせわしなさも、ドゥバイヨルのショコラと一緒に過ごす時を想えば、乗り切れそうです。
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美