新しい時代へと価値観が変化しつつある今、創刊以来ラグジュアリーを追求しつづけてきた『Precious』が、3人のスタイリストとともに、「贅沢」の意味を改めて考えました! 最新『Precious』12月号の大特集で、その答えを展開しています。
その特集内で、スタイリスト・犬走比佐乃さんは「エレガントを極めるには、ていねいなおしゃれが必要。「贅沢」の美学こそ、細部に宿ります!」と語って下さいました。
この記事では、そんな"マダム犬走"の提言をご紹介します。今回は、肌や髪の「艶感」について。
「ラグジュアリーなものは、裏も表も同様に美しい」と語ったのは、かのココ・シャネル。目に見えない部分、ディテールのひとつひとつにこだわることこそが真のエレガンスであることは、今も昔も変わらないおしゃれの真理です。ていねいに服を身につけること、細部にまで気を配ることでしか到達しないエレガンスの極意を、スタイリストの"マダム犬走"に尋ねました。
提唱:クチュール服にふさわしいのは端正な艶髪だけ
「エフォートレス」とか、「こなれ感」とか。おしゃれのキーワードとして、「少し無造作なくらいがちょうどいい」トレンドに慣れてしまった私たち。
でも、繊細なレースや高度な技術を駆使したクチュールテイストの服には、いつもより少し手をかけた、端正な髪型が似合う気がします。ことにマスクがあたりまえになった今、若々しさや瑞々しさを測る目安となるのは、肌や髪の「艶感」です。
私自身は頭皮用オイルを使ったマッサージやブラッシングなど、こまめなセルフケアが習慣になっています。おうち時間が増えたこの機会に、基本のブラッシングとブロウを見直し、髪の元気を取り戻してみては。(犬走さん)
ブラウスは…繊細なレースを重ねたコットンボイルのフリルブラウス。ノスタルジックな貴族趣味を漂わせるアイテムは、品のよさを感じさせるヘアスタイルとメイクで、端正な佇いを意識して。
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- PHOTO :
- 石倉和夫
- STYLIST :
- 犬走比佐乃
- HAIR MAKE :
- hiro TSUKUI(Perle)、三澤公幸(3rd)
- NAIL :
- 中島理恵(UKA TOKYO)
- MODEL :
- 細谷理紗
- COOPERATION :
- BACKGROUNDS FACTORY
- WRITING :
- 河西真紀
- EDIT&WRITING :
- 竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)