カラーニットというと、主張が強く派手になりすぎたりする場合があるので、上品にまとめてシックに着こなしたいところです。

ご紹介する3人のセレブたちは、どんなアイテムにカラーニットを加え、どう着こなしているでしょうか?

品の良さを忘れない、大人のカラーニットコーデ3選

■1:エリカ・ボルドリンは…ベージュ×ライトブルーで好印象にきめて

ベーシックなベージュを基調とすれば、小さく効かせたカラーアイテムが大人顔に。
ベーシックなベージュを基調とすれば、小さく効かせたカラーアイテムが大人顔に。

ミラノにてインフルエンサーとして活躍するエリカ・ボルドリンは、エレガントなジャケット×スカートのセットアップを、カラーアイテム投入で鮮度よく仕上げていました。

ワークシーンにも活躍する仕立ての良いジャケットセットアップは、ベージュを選んで優しげな表情に。首元と袖口から爽やかなライトブルーのタートルネックニットを覗かせ、クリーンなムードを助長しています。

オレンジのクラッチバッグを小気味よく配置しつつ、黒タイツとレースアップパンプスの足元でスマートな印象も両立していますね。

■2:アシュリー・ロバーツは…たちまち華やぐイエローを味方に

カーキ×イエローの近似色コーディネートでまとまりの良さを意識。
カーキ×イエローの近似色コーディネートでまとまりの良さを意識。

プッシーキャットドールズの元メンバー、現在は歌手や女優、TVパーソナリティとマルチに活躍するアシュリー・ロバーツをロンドンにてキャッチ。

渋いカーキのロングコートと、色味を変えたレザープリーツスカートで辛口スタイルに。いずれも旬のロング丈を選んで今っぽさを追求しています。そこに立体感がたちまちアップするイエローニットを加え、ポジティブなオーラを放っていました。緑系と黄色は近似色なので、馴染ませやすいのが高ポイントです。

ローカットの白スニーカーで足首を覗かせれば、軽快かつ抜け感のある好バランススタイルが完成です。

■3:スヴァンチェ・ソマーは…鮮やかオレンジで定番黒コーディネートを更新

くっきりとしたカラーコントラストで、定番の黒コーディネートをアップデート。
くっきりとしたカラーコントラストで、定番の黒コーディネートをアップデート。

ベルリンにてコンテンツディレクターやアードディレクターとして活躍するスヴァンチェ・ソマーは、端正な黒ジャケットにオレンジのタートルネックニットを合わせたメリハリスタイルを披露。

黒にオレンジという強い色同士の組み合わせが、定番に傾きがちな黒コーディネートに新鮮さを与えてくれます。黒カーゴパンツでセットアップ風に着こなしつつ、シャープなVカットパンプスでスタイリッシュさを上乗せ。かかとが覗くので、抜け感までクリア。

モードに寄りすぎないよう、耳元にバロックパールのピアスをプラスすれば、女性らしい柔らかな表情が加わります。


定番カラーのニットトップスも着回しやすくて良いですが、時にはカラーニットを投入して気分転換を図りたいですね。ご紹介した3人の着こなしを参考に、是非カラーニットコーディネートにチャレンジしてみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部芙美香