「伝手」ってなんと読む?「でんしゅ」ではありません。…たよりにします!

本日12月2日は、『日本人宇宙旅行記念日』です。

1990年のこの日に、当時TBSテレビの記者であった、ジャーナリストの秋山豊寛さんが、宇宙飛行士として、日本人として初の宇宙旅行に飛び立ちました。宇宙船は当時のソビエト連邦の『ソユーズTM11号』で、宇宙ステーション『ミール』を訪問した旅です。

TBSは1989年にソビエト連邦と、日本人のミール訪問に関する協定に調印し、秋山さんはジャーナリストでありながら、宇宙飛行士としての訓練を受け、承認されました。

当初は、日本人宇宙飛行士・毛利衛さんが搭乗したアメリカ・NASAのスペースシャトル『エンデバー』の打ち上げが先に行われる予定でしたが、シャトル事故の影響でこちらの打ち上げが延期となり、秋山さんが日本人初の宇宙飛行に旅立つ形になりました。

ジャーナリストの立場から生放送で宇宙ステーションをレポートした秋山さんの第一声が、いかにも放送人らしい「これ、本番ですか?」であったエピソードが、大変有名です。

さて、本日は「宇宙飛行」にちなんで「」という字の入った、最近のHOTワードにちなんだクイズです。

【問題1】「飛沫」って「ひまつ」以外に何と読む?

「飛沫」という熟語の「ひまつ」以外の読み方をお答えください。

ヒント:「ひまつ」と読む場合と同義の言葉で、意味は「細かい粒状になって勢いよく飛び散る水」です。

<使用例>

「噴水の水飛沫を見ていると、なんとなく心が落ち着くの。」

「○○○」と読み仮名3文字です。
「○○○」と読み仮名3文字です。

・・・さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 「飛沫(しぶき)」 です。

皆さま、正解できましたか?
皆さま、正解できましたか?

コロナ禍で、唾液の「飛沫(ひまつ)」という言い方が浸透している昨今ですが、「飛沫(ひまつ)」は硬い言い回しですので、以前は「飛沫」と書いてあれば「しぶき」と読むほうがポピュラーだったと思います。印象的な言葉が定着すると「飛沫=ひまつ」というイメージが強くなり、以前は「しぶき」と読めていた表記なのに、その単語が出てこなかった…という方もいらっしゃるのでは?

ということで、改めて復習するためのクイズでした。

さて、2問目はジャーナリストでもあった秋山さんにちなんで、「」という字の入った難読クイズです。

【問題2】「伝手」ってなんと読む?

「伝手」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「縁故」「ことづて。ひとづて。」「便宜」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「先生の貴重なお話を伺いたくて、あらゆる伝手を頼りに、ようやくお目にかかることができました。」

「○○」と読み仮名2文字です。
「○○」と読み仮名2文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 伝手(つて) です。

社会で頼りになるものの一つですね!

本日は『日本人宇宙旅行記念日』にちなんで、

・飛沫(ひまつ/しぶき)

・伝手(つて)

という言葉の読み方をおさらいしました。
 

 

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『これ、本番ですか。-秋山豊寛(TBS宇宙特派員)交信録』TBSラジオ編
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小出 真朱