重ね着を駆使したり、グローブを活用したり…、皆さんはどうこの冬の寒さに対応されていますか? レイヤードしたり、マフラーやグローブなどの小物を取り入れれていくと、色の要素が増えてコーディネートの難易度が上がってしまうことも…

そんな時、無彩色であるモノトーンまとめにすることでエレガントにまとめることができます! そこで、この記事では、無難にならない、お洒落心を満たしてくれる冬のモノトーンスタイルを3つご紹介いたします。

モノトーンで大人の魅力を引き立てる!こなれて見えるお手本コーデ3選

■1:エヴァ・ハーツィゴヴァは…白を上下に配置して軽快さを手に入れる

モノトーンコーデが沈まない、白の力を効果的に活用しています。
モノトーンコーデが沈まない、白の力を効果的に活用しています。

イタリア、ミラノにてキャッチされたモデルのエヴァ・ハーツィゴヴァ。黒を基調としつつ、少量の白をバランスよく配置して軽やかさをクリアしていました。

黒で統一したシンプルな上下に、風に翻る様がエレガントなロング丈のグレーチェックコートをプラスして、ミニマルシックを実現。黒トップスのインに白タートルネックを忍ばせたことで、寒さ対策はもちろん、装いに立体感が。顔周りに明るい色を持ってくることで表情も明るく映え、さらに赤リップとゴールドピアスとの相乗効果で華やかに仕上がっています。

仕上げに、インナーと色をリンクさせた白のローテクスニーカーをプラスし、軽快さとバランスアップを叶えています。

■2:キャロライン・ダウアは…1:1で取り入れた白と黒が映える装いを実現

黒と混じり気のない白を組み合わせ、抑揚たっぷりに仕上げたスタイリッシュコーディネート。
黒と混じり気のない白を組み合わせ、抑揚たっぷりに仕上げたスタイリッシュコーディネート。

人気インフルエンサーのキャロライン・ダウアの、NYファッションウィークでの着こなしをピックアップ。

白と黒の定番配色も、インのアイテムを全てシャープな白でまとめることでスタイリッシュに見せています。ベルトまで徹底的に同色にこだわることで、垢抜けた印象に繋げています。

落ち感のある黒のロングコートで引き締めながら、手元にはオフホワイトのレザーグローブをオン。アウターの袖を少し捲り、白黒スタイルに立体感を授けています。

足元には、マニッシュなレースアップ黒シューズを添え、凛とした雰囲気を強調。ヘアはセンターパートの一つ結びにすることで、きりっとかっこいい白黒スタイルをコンプリートしていました。

■3:シルヴィア・ハキオーは…クラシカルとモードをミックスして今っぽく

黒コーディネートがのっぺりしない、ツイード素材やレザー素材の組み合わせ。
黒コーディネートがのっぺりしない、ツイード素材やレザー素材の組み合わせ。

モデル事務所の代表や、自身もインフルエンサーとして活躍するパリ在住のシルヴィア・ハキオー。クラシカルなアイテムとトレンドアイテムをミックスし、エレガントな着こなしを作っていました。

黒で統一したスタイルも、ツイードロングジャケットをプラスすることで華やかな雰囲気がたちまちアップします。そんなクラシカルなアイテムに、旬のレザーパンツを合わせて今っぽく昇華しているのも粋です。手元のグローブも、パンツと同じ黒レザーをセレクトし、凛々しさを加えています。

ぴりっと辛口なトッピングをしたエレガントなスタイルは、歩く姿が絵になりそうです。


冬の着こなしヒントとなる、海外セレブのモノトーンコーディートをお届けしました。

定番の色だからこそ、アイテムを重ねたり、小物を取り入れても要素が多すぎて見える心配がありません。ご紹介した3人のセレブのように、是非お洒落と寒さ対策を叶えてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部芙美香