雑誌『Precious』編集部は、1月号「ニューノーマル時代の『新名品』」特集の中で、世界規模のパンデミックを経験し価値観の変わる今を生きる女性にふさわしい、ファッションの「新名品」について考え抜き、「ネオベーシック名品」「ハッピー名品」「エンパワーメント名品」という3つのカテゴリーに分けました。

今回ご紹介する、エミリオ・プッチのタイスカーフは、「ハッピー名品」のひとつ。ファッション・ジャーナリストの藤岡篤子さんからご推薦いただきました。

※「ハッピー名品」=無条件に心を浮き立たせる、美しい色と輝きを持った、おしゃれする喜びを再認識させてくれるようなアイテムのことを意味します。
藤岡 篤子さん
ファッション・ジャーナリスト
(ふじおか あつこ)1987年、ザ・ウールマーク・カンパニー婦人服ディレクターとしてジャパンウールコレクションをプロデュース。退任後パリ、ミラノ、ロンドン、マドリードなど世界のコレクションを取材開始。朝日、毎日、日経など新聞でコレクション情報を掲載。女性誌にもソーシャライツやブランドストーリーなどを連載。毎シーズン2回開催するコレクショントレンドセミナーは、日本最大の来場者数を誇る。

顔周りに色を取り入れて、印象に変化を。|エミリオ・プッチのメリハリ色のタイスカーフ

スカーフ_1
タイスカーフ[縦10×横180cm]¥26,000(エミリオ・プッチ ジャパン) ●素材:シルク ●色展開:ブルー×パープルのほかに、ピンク×オレンジがあり ●サイズ展開:1サイズのみ

「ジュエリーのような華やぎが欲しいときに、タイスカーフが活躍。まとめた髪に巻けば表情まで明るくなります。ボウタイのように楽しんだり、とアレンジも自在」と、ファッション・ジャーナリストの藤岡篤子さん。

ディテールは…

スカーフ_2
1957年に発表されたアーカイブの「セルヴァ柄」と「ルパ柄」をプリント。「ジュエリーよりも軽やかに色を楽しめるのもタイスカーフの魅力。小さな面積だから挑戦しやすい」(藤岡さん)

「エミリオ・プッチ」のタイスカーフを使ったコーディネートはこちら

スカーフ_3,ブラウス_1,パンツ_1,バッグ_1,靴_1
ノーカラーブラウスの襟元がなんだか物足りないと感じたときこそ、タイスカーフの出番。コンパクトに巻くだけで、おしゃれ度も美人度も急上昇。スカーフの色とパンツを寒色系でそろえる着こなしは、オンタイムにもフィット。タイスカーフ/上と同じ、ブラウス¥35,000(ドレスアンレーヴ〈ローベリイテ アンド シーオー〉)、パンツ¥59,000(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ¥57,000(アマン〈エレメ〉)、靴¥111,000(セルジオ ロッシ)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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Precious.jp編集部 
BY :
『Precious1月号』小学館、2021年
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PHOTO :
小池紀行・池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)