ヘアスタイルがキマらない、ボリュームが出ない、白髪が気になるなど、髪の悩みが尽きないプレシャス世代。髪型やシャンプーなどを替えても、思うような効果が実感できないのは、髪の根本である「頭皮」に対して効果的なケアができていないからではないでしょうか?
今、私たちに起こっている髪や肌の老化のほとんどは頭皮ケアで改善できるといっても、実は過言ではありません。
頭皮ケアの基本は、顔と同じく、きちんと「汚れを落とすこと」、そして頭皮にエッセンスで「栄養を与え」、「血流を促す」こと。この3つが行えていると、髪はよみがえり、顔はリフトアップし、全体的に若返って見えます。
そこで今回は、Amazing J World CEOの井上純一さんに、カラーリング時のダメージが頭皮へ及ぼす影響について、ダメージ対策アイテムと併せて伝授していただきました。
カラーリングをすればするほど白髪が増える! 頭皮の酸化がエイジング毛の元凶
大人世代に欠かせないカラーリング。それなのに、カラーリングを施せば施すほど、白髪が増えていたなんて、と驚く事実が発覚。
しかも、カラーリングによるダメージは白髪だけに留まらず、さまざまなエイジングをもたらしていることまでわかっているのです。ダメージを回避できるケア法をここではご紹介。
「カラーリング時に発生する活性酸素が、頭皮に残って悪さをしているのです」
紫外線や大気汚染などの影響によって活性酸素が発生し、顔のたるみやシワなどのエイジングサインを引き起こすことは、周知の事実。その活性酸素が頭皮にもカラーリングなどで発生していると井上さん。
「カラーリングやパーマの薬剤を使うときに、どうしてもヒドロキシラジカルという活性酸素が発生してしまいます。このヒドロキシラジカルは悪玉活性酸素なので、頭皮の細胞を傷つけてしまうのです。
すると、頭皮が酸化し、老化。その結果、白髪や薄毛、抜け毛などのトラブルが増えていくことに。その酸化を防ぎ、頭皮や髪の状態を元に戻すことを還元というのですが、この酸化を還元できれば、頭皮と髪のエイジングを抑制することができるのです。
その還元をできるのが水素などの抗酸化効果のある成分。カラーリングやパーマをかけた後に、必ず頭皮の抗酸化ケアを行うようにすることで、髪のトラブルを予防することが可能に。ぜひ習慣にしていただきたいケアなのです」(井上さん)
カラーリングやパーマ後に使いたい、頭皮の抗酸化アイテム3選
■1:カラー剤の残留物除去+抗酸化作用で、頭皮を健やかにキープ。エブリカラーデイズ 「ZERO カラーケアフォーム」
ヘアカラー剤の残留物質を洗い流しながら、抗酸化ケアもしてくれる泡状トリートメント。シャンプー時にあわせて使えるので、ケアが手軽にできる。
■2:活性酸素を取り除きつつ、血流も促進し、ハリ、コシのある髪へ。エム・アール・アイ リバイタラッシュ「ボリュームアップ フォーム」
活性酸素による過酸化脂質の生成を抑える成分を配合。カラーリングのもちがよくなる効果も。総合的なアンチエイジング効果が高い。
■3:髪にサッともみ込むだけで頭皮まで水素を届ける抗酸化オイル。Amazing J World「REGEN H2 ヘアオイル」
悪玉活性酸素のみに反応して排出できる水素。その水素を濡れた髪の水と反応させて発生させるヘアオイル。髪につけることで、頭皮にも水素が行き届く。
いかがでしたでしょうか? 次回は、大人の頭皮のポテンシャルを高めるケアアイテム10選をご紹介します。お楽しみに!
※掲載した商品は、すべて税抜です。
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- PHOTO :
- 宗髙聡子(静物)
- EDIT&WRITING :
- 長田和歌子、五十嵐享子・佐藤友貴絵(Precious)