高級トースターで話題のアラジンの遠赤グラファイト搭載の「アラジン グラファイト グリル&トースター」は、0.2秒で発熱、短時間&高温でトーストが焼ける人気のアイテム。
その開発担当者の方が、毎日10斤パンを焼いて1年半食べ続けた体験から、開発秘話をお話ししてくれました。そして最もトーストをおいしく焼くポイントやおすすめアレンジも特別に教わります。
■アラジンのトースター開発担当者だからこそのこだわり
■トーストの焼き上がりのゴールは?
まずは「アラジン グラファイト グリル&トースター」の開発担当者である高橋弘真さんに、開発に際して、どのような焼き上がりのトーストをゴールとされていたのか伺いました。
「私の考えるおいしいトーストとは、表面の焼き色が均一でうっすらきつね色。外はカリッと、中は水分のあるモチッとした食感のトーストです。決め手は天板(反射板)の複雑な形状でしたが、この形状を決めるのに多くの時間を費やしました。
時間をかけて焼き色を均一に焼くことは簡単ですが、素早く焼き色を均一にすることが一番苦労したところです。
また表面の焼き色ですが、一般的には少し焼き過ぎていると思っています。焦がしてしまうと苦味が強くなり、トーストすることで生まれる甘味が消えてしまうので、絶対に焦がしてはいけません。“うっすらきつね色”を特に意識しました」
■「究極のトースト」を焼くポイントは?
では、高橋さんが追求するベストな「究極のトースト」を焼き上げるにはどうすればいいのでしょうか。そのポイントを次のように語ってくれました。
「『究極のトースト』を焼くポイントは焼き時間にあります。グラファイト グリル&トースターでは、0.2秒で熱を発する遠赤グラファイトを搭載し、『高温・短時間』で外はカリッと・中には水分を留めてモチッとしたトーストを焼き上げます。
食パンは薄いものより、5枚切りや4枚切りの少し厚めがおすすめです。厚めの食パンのほうが、カリッ・モチッの食感のコントラストをより一層味わっていただけると思います。
温度目盛はMAX280℃。食パンを焼く前に30秒~1分、庫内を予熱しておくとさらに早く焼き上がります。その場合、通常より早く焼き上がりますので目を離さないように!」
■おすすめのおいしい食べ方は?
究極のトーストが焼けたら、どのようにしていただくのがおいしいのでしょうか。バターの塗り方も気になります。
「本音を言えば、何もつけずにプレーンのトーストを食べていただき、焼き方でおいしさが変わるところを感じていただきたいのですが…。もしバターを塗る場合には、トーストした後に全体になじませるのではなく、一口大にカットしたトーストにその都度、バターを塗ってお召し上がりいただくと、より食感を楽しめると思います」
■バタートースト評論家おすすめの「週末のおもてなしトーストレシピ」
カリッ・モチッの究極のトーストなら、週末、自宅にお客様を招くときに、おもてなしの一品として活用できそうです。もしトーストでおもてなしをするなら、どんなアレンジがいいのでしょうか。
今回、Precious.jp読者のために、特別にバタートースト評論家・梶田香織さんにレシピ協力をしていただきました!
■アラジントースターの特性を活かすには「パン選び」と「クリーム選び」が重要
「おもてなしには、アラジントースターの特性を存分に活かし、上品に仕上がるよう、小麦の風味を消さない程度のほんのりとした甘みと、ふわっと香る程度にクリームが使用された食パンを選ぶのがおすすめです。しっとりふんわりした口溶けのいいパン生地なら、おしゃべりしながらでも食べやすいはず。生地のふんわり感を味わうなら少し厚めがGOODです。
合わせるのはクロテッドクリームとシャンパン風味のママレードを。クロテッドクリームは、食べていると後からパン生地のおいしさがこみ上げてくるように感じ、洋酒の香るジャムやコンフィチュールは、海外での旅の途中のひとときのような気分を味わえます。
焼き色がついたらさっとクロテッドクリームをひと塗り。そして、冷たく冷やしたクロテッドクリームとママレードをたっぷりつけながら召し上がれ」
毎日のトーストがランクアップすれば心も満たされることでしょう。また、週末にはトーストでシンプルに、ちょっと贅沢におもてなしをすれば、ゲストにも喜んでもらえそうです。
アラジン
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 石原亜香利