どこをとっても品がよく、かならずコーディネートに女性らしいニュアンスが光っているオリビア・パレルモ。
冬にマストなロングブーツを履きこなす姿は、ボトムとのバランスがよく、美スタイルが際立っています。
オリビアの着こなしをチェックして、ブーツでスタイルアップできるテクニックをマスターしましょう。
■1:イエローニット×ベージュのモードスカートには…スカートの色と同系色でまとめたスマートさが光るシンプルな一足で
2020年2月、ミラノで見かけられたときのコーディネートです。
ざっくり編まれたイエローのボトルネックニットに、パンチングが施されたベージュのレザー調スカートを愛用していました。
合わせた足元は、ベーシックなデザインのロングブーツです。
スカートよりワントーン淡いベージュを投入しているので、軽やかなムードが高まっています。
スカートに表情があるから、ブーツにはデザイン性がなく上質でやわらかな風合いが光るものがベスト。
こなれた印象ながら、質のいいレザーのラグジュアリーさが強く感じられるコーディネートです。
■2:メリハリあるモノトーンの洗練エレガンスには…白×黒のドレスアップにはポンテッドトウで切れよく
N.Y.でキャッチされていたときは、白トップスに艶やか素材の黒スカートに、ポインテッドトウの細ヒールブーツを合わせていました。
個性的なベルスリーブにモードニュアンスが香るブラウスは腰丈で、スカートからそのままつながった黒のロングブーツで脚長スタイルをアピールできています。
筒幅が広くストンとした脚のラインをつくり上げ、かなり尖ったトウとピンヒールのデザインが切れよく、辛口フェミニンな仕上がりに。
シャープなモノトーン配色とデザイン性あるブーツとのコーディネートで、今どきのエレガントスタイルを実現させる姿はさすがです。
■3:ニュアンスカラーでまとめた半端丈パンツには…ふわっとしたくすみカラーを黒でシャープに引き締めて
パリでSNAPされていたオリビアは、フリルがあしらわれたブラウスに半端丈パンツをコーディネートして颯爽と街を歩いていました。
ゆるっとしたひざ下丈のワイドパンツの足元には、おそらく■2で履いたものと同じ黒の細ヒールブーツを投入。
広がったパンツのシルエットを、シャープなポインテッドトウが引き締まった印象に見せてくれています。
くすみ系のピンク、カーキといった一見ぼんやりしそうな色合わせも、黒ブーツのすっきりスマート見えする効果を発揮。
半端丈パンツのときは、クール系デザインのロングブーツを合わせるとバランスがよくスタイルアップできるので、ぜひ取り入れてみてください。
ロングブーツを愛用していたオリビア・パレルモの着こなしを3パターン解説しました。
ボトムとのバランスのいい合わせや、ブーツ自体の辛口なデザインを上手に利用して、美スタイルを実現させてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀