どんな服でも受け止めてくれる包容力の高さと、洗練を高める万能力こそが「グレージュ」の魅力。

雑誌『Precious』2月号では、特集「真冬に纏う最新グレージュで、美しく際立つ!」の中で、「シックで軽快、洗練グレージュの靴&バッグ」という企画を展開中です。

「グレージュ」は、スタイルのまとめ役やアクセントに最適なカラー。そんな愛すべき「グレージュ」の靴とバッグから、大人のワードローブを輝かせる逸品を厳選してお届けします。

そして、Precious編集部はグレージュバッグを紹介するにあたり、リッチな「プレシャスレザー」、キャリアシーンに必須の「端正トート」、心ときめく「モチーフショルダー」、信頼感を宿す「洗練トップハンドル」の4カテゴリーに分類しました。

今回は、その中の「洗練トップハンドル」から、気品漂うバッグを6つご紹介します。

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1:アイコニックな「ガンチーニ」のクロージャーやチャームにメゾンの伝統が宿る。バッグ[縦23×横27×マチ11.5cm]¥280,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)、2:ゴールドの「ツイストロック」は、辛口な個性を宿したアイコニックなデザイン。バッグ[縦21×横29×マチ12cm]¥499,000(ルイ・ヴィトン)、3:バッグ[縦16.5×横22×マチ12cm]¥345,000(ヴァレクストラ・ジャパン)

■1:サルヴァトーレ フェラガモ|ボックス型のレザーバッグが、クラシカルな魅力を醸し出す

ハリのあるカーフレザーのバッグを装いに添えるだけで、程よい緊張感が生まれて。ボックス型のモダンな表情はシーンを選ばず活躍。カシミアのダブルフェースコートに合わせて、凛と!

■2:ルイ・ヴィトン|ゴールドのツイストロックが、グレージュに華やぎを添える

「トリヨンレザー」に、ゴールドの「LV」イニシャルが輝く新作バッグ『ツイスト・ワンハンドル』はオンタイムにふさわしい品格を宿して。ショルダーストラップを付ければ、クロスボディとしても楽しめ、軽やかな装いにもマッチ。

■3:ヴァレクストラ|トレンドに左右されない、王道感漂うフォルムが秀逸

イタリアが誇る上質な素材が雄弁に語る『イジィデ』は、洗練を愛する大人から絶大な支持を集めて。「オイスターグレー」と名付けられた、ニュアンスのある色味は合わせる服を選ばず、冬の装いに奥行きをもたらす。

「ヴァレクストラ」の洗練トップハンドルを使ったコーディネートはこちら

冬コーデ_1,大人コーデ_1,バッグ_2,ジャケット_1,ニット_1,パンツ_1,靴_1
バッグ[縦16.5×横22×マチ12cm]¥345,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、ジャケット¥120,000・ジレ¥79,000(ロゥタス)、 ニット¥25,000(サザビーリーグ〈ユニオンランチ〉) 、パンツ¥22,000(プルミエ アロンディスモン) 、靴¥92,000(リエート〈サントーニ〉)

スエードジャケットとストール調のジレのレイヤードで、軽快なカジュアルスタイルに。モカブラウンやサンドベージュを重ねた小粋な着こなしに、グレージュのバッグを添えることで、ハッとするほど美しいグラデーションが完成する。

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4:ショルダーストラップを付ければ、ワンマイルの外出にも活躍するバッグへとシフト。バッグ[縦16×横20×マチ7.5cm]¥235,000(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、5:バッグ[縦18×横24.5×マチ15cm]¥1,450,000(モラビト 帝国ホテル店)、6:独特なフォルムは、シグネチャーの「バスクウエストコート」のカーブから着想。バッグ[縦19×横27×マチ10cm]¥212,000(バレンシアガ)

■4:サンローラン|大ぶりの「カサンドラ」が輝き、辛口スタイルを完成させる

たおやかな表情とモードな雰囲気を併せもつグレージュバッグは、ベーシックを活性化させる名手。「カサンドラ」の金具がインパクトを放ち、シックカラーの装いを無難に終わらせない。

■5:モラビト|極上素材と職人技が光る、逸品を携えて品よく

たっぷりとした収納力を誇るバッグは、やわらかなカーフレザーで使い心地も良好。『オルセーアヴェニュー』と名付けられ、街を闊歩する女性から着想を得ているだけあり、キャリアの日常を支える、知る人ぞ知る逸品。

「モラビト」の洗練トップハンドルを使ったコーディネートはこちら

冬コーデ_2,大人コーデ_2,バッグ_4,ワンピース_1,ネックレス_1,靴_2
バッグ[縦18×横24.5×マチ15cm]¥1,450,000(モラビト 帝国ホテル店)、ワンピース¥88,000(ドレスアンレーヴ〈ローベリイテ アンド シーオー〉)、ネックレス¥24,000(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、靴¥82,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

なめらかなレザーや美しいステッチワークがほかを凌駕するバッグは、ワンピーススタイルを品よく仕上げるパワーに満ちて。

アシメトリーなデザインのストライプ柄ワンピースとともに、シックなカラーでまとめたら、仕上げに添えるネックレスと靴はメタリックなシルバーでリンクさせて、キレ味よく。 

■6:バレンシアガ|シャイニーなクロコの型押しが、辛口なスパイスを運んで

クロコの型押しカーフレザーを用いたグレージュバッグがお目見え。アワーグラス=砂時計のような曲線状の底面に、「バレンシアガ」のモダンな感性が息づいて。ショルダーストラップを付けてアレンジすれば、印象変化を楽しむことが可能に。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
小池紀行・池田 敦(パイルドライバー)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
川口夏希